Laravel7 Fakerの使い方 ダミーデータを作成するまでの手順

Laravel7 Fakerの使い方 ダミーデータを作成するまでの手順

Laravel7に、標準でインストールされているライブラリ「Faker」を利用してダミーデータを作成するまでの手順を記述してます。

環境

  • OS windows10 pro 64bit
  • Composer 1.10.5
  • PHP 7.4.5
  • MariaDB 10.4.12
  • Laravel Framework 7.6.2

※windows10に Laravel のインストールはこちら
※windows10に Composer のインストールはこちら
※windows10に PHP のインストールはこちら
※windows10に MariaDB のインストールはこちら

シーダ生成

シーダを生成するために、「make:seeder Artisan」コマンドを実行します。

ここではデフォルトのuserテーブルにダミーデータを作成していきます。

php artisan db:seed --class=UserSeeder

database\seeds内にUserSeeder.phpが作成されているので、下記の通りに編集します。
※ここでは、50個のダミーデータをuserテーブルに作成します。

<?php

use Illuminate\Database\Seeder;
use App\User;

class UserSeeder extends Seeder
{
    /**
     * Run the database seeds.
     *
     * @return void
     */
    public function run()
    {
        for( $cnt = 1; $cnt <= 50; $cnt++ ) { 
	      $faker = Faker\Factory::create('ja_JP');
	 
	      User::create([
	      'name' => $faker->lastName. ' ' . $faker->firstName,
	      'email' => $faker->email,
	      'password' => Hash::make('password'),
	      ]);
      	}
    }
}

Factory::createを利用するだけでより、ダミーデータの作成が可能になります。

シーダ実行

ファイルの編集ができたので、実際にシーダを実行します。

まずはautoloadを再生成しておきます。

composer dump-autoload

作成したシーダを指定して実行します。

php artisan db:seed --class=UserSeeder

実行が終わったら、userテーブルにダミーデータが作成されていることが確認できます。