Companion Tools: ReactプロジェクトにおけるESLintとPrettierの統合
Reactプロジェクトにおいて、ESLintとPrettierを統合することでコード品質を保ち、スタイルを一貫させることができます。これにより、エラーの早期発見や保守性の向上が可能になります。
- 1. ESLintとPrettierとは何か
- 2. ESLintとPrettierをインストール
- 3. ESLintの設定ファイルを作成
- 4. Prettierの設定ファイルを作成
- 5. ESLintとPrettierの競合を防ぐ
- 6. VSCodeでESLintとPrettierを統合
- 7. ESLintとPrettierをスクリプトに追加
- 8. プロジェクトのコードをリント・フォーマット
- 9. Pre-commitフックで自動適用
- 10. HuskyとLint-Stagedの設定
- 11. エディタでリアルタイムエラーチェック
- 12. CI/CDでESLintとPrettierを適用
- 13. 共通設定ファイルの作成
- 14. ルールのカスタマイズ
- 15. まとめ
ESLintとPrettierとは何か
ESLintはJavaScriptコードのエラーチェックやスタイルルールを適用するためのリントツールです。Prettierはコードフォーマッターで、コードの書式を自動的に整えることができます。
ESLintとPrettierをインストール
プロジェクトディレクトリで以下のコマンドを実行し、ESLintとPrettierをインストールします。
npm install --save-dev eslint prettier eslint-config-prettier eslint-plugin-prettierESLintの設定ファイルを作成
`.eslintrc.json`ファイルを作成し、以下のように設定します。
{
"env": {
"browser": true,
"es2021": true
},
"extends": [
"eslint:recommended",
"plugin:react/recommended",
"plugin:prettier/recommended"
],
"rules": {
"react/react-in-jsx-scope": "off"
}
}Prettierの設定ファイルを作成
`prettier.config.js`ファイルを作成し、以下のように設定します。
module.exports = {
semi: true,
singleQuote: true,
trailingComma: 'es5',
printWidth: 80,
};ESLintとPrettierの競合を防ぐ
`eslint-config-prettier`を利用することで、ESLintとPrettierのルールが競合しないようにします。
VSCodeでESLintとPrettierを統合
VSCodeの拡張機能マーケットプレイスからESLintとPrettierをインストールし、設定ファイルを以下のようにします。
{
"editor.defaultFormatter": "esbenp.prettier-vscode",
"editor.formatOnSave": true,
"eslint.alwaysShowStatus": true
}ESLintとPrettierをスクリプトに追加
`package.json`に以下のスクリプトを追加します。
{
"scripts": {
"lint": "eslint src/**/*.{js,jsx}",
"format": "prettier --write src/**/*.{js,jsx}"
}
}プロジェクトのコードをリント・フォーマット
以下のコマンドでプロジェクト全体のコードをリントおよびフォーマットします。
npm run lint
npm run formatPre-commitフックで自動適用
Huskyを使用して、コミット時に自動的にESLintとPrettierを実行するように設定します。
npm install --save-dev husky lint-stagedHuskyとLint-Stagedの設定
`package.json`に以下を追加します。
{
"lint-staged": {
"*.{js,jsx}": ["eslint --fix", "prettier --write"]
}
}エディタでリアルタイムエラーチェック
VSCodeのエディタ上でESLintのエラーチェックをリアルタイムで表示する設定を有効にします。
CI/CDでESLintとPrettierを適用
GitHub ActionsやJenkinsを使用して、CI/CDパイプラインでESLintとPrettierを実行します。
- name: Run ESLint
run: npm run lint
- name: Run Prettier
run: npm run format共通設定ファイルの作成
複数のプロジェクトで共通のESLintとPrettier設定を使用する場合、設定ファイルを共有リポジトリに保存して再利用します。
ルールのカスタマイズ
必要に応じてESLintやPrettierのルールをプロジェクトの要件に合わせてカスタマイズします。
まとめ
ESLintとPrettierをReactプロジェクトに統合することで、コード品質と一貫性が向上し、開発者がより効率的に作業できる環境を構築できます。設定ファイルを適切に管理し、CI/CDで自動化することで、より効果的に運用できます。
-
前の記事
Google検索で「日付順」に並ばないときの対処法 2025.07.09
-
次の記事
EventHandler not supported by Vue.js の解決方法 2025.07.10
コメントを書く