Ruby uptoとdowntoで指定した値まで繰り返し処理を実行する

  • 作成日 2021.10.05
  • 更新日 2022.08.02
  • Ruby
Ruby uptoとdowntoで指定した値まで繰り返し処理を実行する

Rubyで、uptoとdowntoを使用して、指定した値まで繰り返し処理を実行するサンプルコードを記述してます。rubyのバージョンは2.7.2を使用してます。

環境

  • OS windows10 pro 64bit
  • ruby 2.7.2p137

upto使い方

uptoを使用すれば、指定した値まで、開始する値を1ずつ増加して繰り返し処理を実行することが可能です。

開始する値.upto(終了する値) do |引数|
  処理
end

以下は、uptoを使って、指定した値まで繰り返し処理を実行するサンプルコードとなります。

1.upto(3) do |x|
  p x
end

# 1
# 2
# 3

少数は、使用することができません。

1.0.upto(3.3) do |x|
  p x
end

# undefined method `upto' for 1.0:Float

downto使い方

downtoは逆に、開始した値から終了する値まで1ずつ値を減らしていきます。

開始する値.downto(終了する値) do |引数|
  処理
end

以下は、downtoを使って、指定した値まで繰り返し処理を実行するサンプルコードとなります。

3.downto(1) do |x|
  p x
end

# 3
# 2
# 1

こちらも少数は、使用することができません。

3.0.downto(0.1) do |x|
  p x
end

# undefined method `downto' for 3.0:Float

どちらもブロック構文で記述することが可能です。

1.downto(3) { |x| p x }

3.downto(1) { |x| p x }