windows 外部のNTPサーバとの疎通を確認する方法を解説します

  • 作成日 2021.07.21
  • 更新日 2026.06.10
  • windows
windows 外部のNTPサーバとの疎通を確認する方法を解説します

Windowsで外部NTPサーバーとの疎通を確認する方法を解説します。w32tmコマンドを使った接続確認手順や実行例、ERROR_TIMEOUTの原因と対処法、UDP123の確認方法まで詳しく紹介します。

環境

  • OS Windows Server 2016

疎通確認

管理者権限でコマンドプロンプトを起動して以下のコマンドを実行すれば、確認可能です。

w32tm /monitor /computers:ntpサーバーアドレス

例えば「ntp1.jst.mfeed.ad.jp」との接続を確認する場合は、以下となります。

w32tm /monitor /computers:ntp1.jst.mfeed.ad.jp

<出力結果>
ntp1.jst.mfeed.ad.jp[210.173.160.27:123]:
    ICMP: 7ms 遅延
    NTP: エラー ERROR_TIMEOUT - 1000 ミリ秒内にサーバーからの応答がない

うまくいってる場合は、以下のように結果が返ってきます。

ntp1.jst.mfeed.ad.jp[210.173.160.27:123]:
    ICMP: 18ms 遅延
    NTP: -0.0418222s ローカル コンピューターの時刻からのオフセット
        RefID: (不明) [0x11ECF385]
        階層: 2

警告:
逆名前解決が最適な方法です。タイム パケット内の
RefID フィールドは NTP 実装間で異なっており、IP
アドレスを使用していない場合があるため、名前が正しくない可能性があります。

ERROR_TIMEOUTが表示される原因

w32tmコマンド実行時に以下のようなエラーが表示される場合があります。

NTP: エラー ERROR_TIMEOUT - 1000 ミリ秒内にサーバーからの応答がない

主な原因は以下のとおりです。

  • NTPサーバーが停止している
  • ファイアウォールでUDP123番ポートが遮断されている
  • ルーターやUTMでNTP通信が制限されている
  • 指定したNTPサーバー名が誤っている
  • 対象サーバーが外部からのNTP要求を許可していない

NTPで使用されるポート番号

NTP(Network Time Protocol)では、UDPの123番ポートを使用します。

項目内容
プロトコルUDP
ポート番号123
用途時刻同期

ファイアウォールを利用している環境では、UDP123番ポートの通信が許可されているか確認してください。

現在設定されているNTPサーバーを確認する方法

Windowsで現在参照しているNTPサーバーを確認する場合は、以下のコマンドを実行します。

w32tm /query /configuration

設定されている同期先のみを確認したい場合は、以下のコマンドが便利です。

w32tm /query /source

Windowsの時刻同期状態を確認する方法

現在の同期状態を確認するには、次のコマンドを実行します。

w32tm /query /status

最終同期時刻や階層(Stratum)などを確認できるため、NTPトラブルの切り分けに役立ちます。

時刻同期を手動で実行する方法

設定変更後にすぐ同期を実施したい場合は、以下のコマンドを実行します。

w32tm /resync

ドメイン環境やWindows Serverの運用時には、同期状況の確認と合わせて利用すると便利です。

まとめ

Windowsでは、w32tmコマンドを利用することで外部NTPサーバーとの疎通確認や同期状態の確認を簡単に行えます。ERROR_TIMEOUTが表示された場合は、UDP123番ポートやファイアウォール設定、NTPサーバーの稼働状況を確認してみてください。