CentOs7 Rubyをインストールする手順

CentOs7 Rubyをインストールする手順

CentOs7にRubyをインストールするまでの手順を記述してます。

環境

  • OS CentOS Linux release 7.9.2009 (Core)
  • rbenv 1.1.2-40-g62d7798

事前準備

必要なパッケージをインストールしておきます。

sudo yum -y install git bzip2 gcc gcc-c++ openssl-devel readline-devel zlib-devel

rbenvインストール

gitからcloneして、homeディレクトリに配置してます。

git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv

build用のプラグインも入手しておきます。

git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build

追加コマンドは、以下で確認可能です。

ls ~/.rbenv/plugins/ruby-build/bin

「.bash_profile」に追加

echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile

再読み込み

exec $SHELL -l

rbenv確認

バージョンを確認してみます。

rbenv --version

<出力結果>
rbenv 1.1.2-40-g62d7798

rbenv利用

まずはインストールできるrubyのバージョンを確認します。

rbenv install --list

<出力結果>
2.5.8
2.6.6
2.7.2
3.0.0
jruby-9.2.14.0
mruby-2.1.2
rbx-5.0
truffleruby-20.3.0
truffleruby+graalvm-20.3.0

ここでは、2.7.2をインストールします。

rbenv install 2.7.2

インストールが終われば有効にします。

rbenv global 2.7.2

rubyのバージョンを確認すると「2.7.2」がインストールされていることが確認できます。

ruby -v

<出力結果>
ruby 2.7.2p137 (2020-10-01 revision 5445e04352) [x86_64-linux]

gemアップデート

gemは古い場合があるので、アップデートしておきます。

gem update --system

バージョン変更

バージョンを変更する場合は、まずは変更したバージョンをインストールします。

rbenv install 3.0.0

インストールが終われば、バージョンを指定すればバージョンを変更することが可能です。

rbenv global 3.0.0

変更されたか、確認するには「ruby -v」を実行すれば確認できます。

ruby -v

<出力結果>
ruby 3.0.0p0 (2020-12-25 revision 95aff21468) [x86_64-linux]

ruby適応範囲

ディレクトリごとに、Rubyのバージョンを指定したい場合は、「global」ではなく「local」と指定します。

rbenv global 3.0.0

セットされているバージョンは以下で確認できます。

rbenv versions

<出力結果>
* 2.7.2 (set by /home/user/.rbenv/version)
  3.0.0

アンイストール

必要のないバージョンをインストールする場合は「uninstall」を実行します。

rbenv uninstall 3.0.0