VPNに接続したのに VPN環境の指定したIPアドレスにアクセスできない

VPNに接続したのに VPN環境の指定したIPアドレスにアクセスできない

VPN側から払い出されるIPアドレスとローカル環境から払い出されているIPアドレスのセグメントが同一だったため、VPN接続後に、IPアドレスを指定してリモートできなかったので、原因と対処法を記述

環境

・OS windows10 pro

原因

vpn側で取得したIPアドレスが、ローカル環境と重複しているため発生

VPN側 192.168.1.0/24
ローカル 192.168.1.0/24

なので、VPN側のIPを指定して、リモート等をした際にローカル側のマシンを探しにいってしまう事象が発生

例えば、アクセスしたいVPN側のマシンのIPが「192.168.1.100」だった場合、ローカル環境の方にアクセスしてしまい、VPN側にアクセスできない。

mstsc -v 192.168.1.100 ← ローカル環境の方に向いてしまう

対処法

VPN側のデフォルトゲートを優先するように設定する

windowsキー + R でファイル名を指定して実行から

ncpa.cpl

と入力し「ネットワーク接続」を開きます。

対象のVPNを選択して「プロパティ」をクリックします。

ネットワークタブを選択し「インターネット プロトコル バージョン4」をダブルクリックします。

「詳細設定」をクリックします。

自動メトリックのチェックを外して、1と入力して「OK」ボタンをクリックします。

これで、VPN接続はVPNの方をデフォルトゲートウェイが優先されるようになります。