CentOs8 dockerをGUIで管理できる「Portainer」をインストールする

CentOs8 dockerをGUIで管理できる「Portainer」をインストールする

Dockerをブラウザ上から、GUIで管理することができるツール「Portainer」をcentos8にインストールする手順を記述してます。

環境

  • OS CentOS 8.1.1911 (Core)
  • docker 19.03.8

dockerインストール

まずはdockerをインストールします。dockerリポジトリを追加します。

dnf config-manager --add-repo=https://download.docker.com/linux/centos/docker-ce.repo

最新バージョンをインストールして、自動起動の設定と起動をします。

sudo dnf install docker-ce --nobest -y
sudo systemctl enable --now docker

バージョンを確認します。

docker -v

<出力結果>
Docker version 19.03.8

dockerコマンドをsudoなし実行するため、対象のユーザーでログインして、下記のコマンドを実行します。

sudo usermod -aG docker $USER

hello-worldして、問題なければインストールは完了です。

docker run hello-world

Portainerインストール

portainerのイメージを取得します。

docker pull portainer/portainer

イメージがダウンロードが終わったら、その後起動します。

docker run -d -p 9000:9000 --name <任意の名前> --restart always -v /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock -v /opt/portainer:/data portainer/portainer

firewallを設定されている場合は9000番ポートを許可します。

sudo firewall-cmd --add-port=9000/tcp --zone=public --permanent
sudo firewall-cmd --reload

Portainer初期設定

ブラウザから http://プライベートIP:9000 にアクセスすると、下記の画面が表示されます。

任意のusernameとpasswordを設定すれば「Create User」が有効になるので、クリックしてユーザーを作成します。

dockerは同じマシンにあるので「Local」を選択して「Connect」をクリックします。

管理画面にアクセスできればインストールは完了となります。

左カラムにある「 Container 」をクリックすると、コンテナの一覧が表示されます。

「hello-world」は必要ないので削除してみます。チェックをして「Remove」ボタンをクリックします。

確認画面ができますが「Remove」をクリックします。

削除されていることが確認できます。

Imageも削除しておきます。左カラムの「 Image 」をクリックします。
同様にチェックして「Remove」をクリックします。

削除されたことが確認できます。

「Portainer」は直感的で、非常に使いやすいと思います。