MariaDB ビッグ・エンディアンからIPアドレスを抽出する

MariaDB  ビッグ・エンディアンからIPアドレスを抽出する

MariaDBで、ビッグ・エンディアンからIPアドレスを抽出する手順を記述してます。「INET_NTOA()」を使用します。ここでは、実際に実行した結果を画像で掲載してます。

環境

  • OS CentOS Stream release 9
  • MariaDB 10.10.2
  • phpMyAdmin 5.2.0

手順

ビッグ・エンディアンからIPアドレスを抽出するには、「INET_NTOA()」を使用します。

INET_NTOA()

実際に、抽出してみます。

SELECT 
INET_NTOA(16777216),
INET_NTOA(65536),
INET_NTOA(256),
INET_NTOA(1)

実行結果を確認すると、抽出されていることが確認できます。

存在しない値

存在しない値を使用すると、「null」が返ります。

SELECT 
INET_NTOA(4294967295),
INET_NTOA(4294967296),
INET_NTOA(-1)

実行結果

ビッグ・エンディアンに変換

逆にIPアドレスからビッグ・エンディアンに変換する場合は「INET_ATON()」を使用します。

SELECT 
INET_ATON('255.255.255.255')

実行結果