CentOs8 WebGUIのある負荷テストツール「Locust」をインストールして実行する

CentOs8 WebGUIのある負荷テストツール「Locust」をインストールして実行する

CentOs8にpythonで記述された負荷テストツール「Locust」をインストールして実行するまでの手順を記述してます。

環境

  • OS  CentOS Linux release 8.2.2004 (Core)
  • Python 3.6.8
  • pip 20.1.1

※CentOs8にpythonインストールする手順はこちら

事前準備

pipで使用するパッケージをインストールしておきます。

sudo dnf install gcc
sudo dnf install python3-devel

Locustインストール

下記のコマンドのみでインストール可能です。

pip3 install locust

firewallを利用している場合は、8089番を許可しておきます。

sudo firewall-cmd --add-port=8089/tcp --zone=public --permanent
sudo firewall-cmd --reload

Locust使い方

まずはlocustfile.pyを作成します。

vi locustfile.py

下記の内容で編集します。
※テストシナリオをここに記述することが可能です。

from locust import HttpUser, task, between

class QuickstartUser(HttpUser):
    wait_time = between(5, 9)

    @task
    def index_page(self):
        self.client.get("/")

実行します。

locust -f locustfile.py

<出力結果>
localhost.localdomain/INFO/locust.main: Starting web interface at http://:8089
localhost.localdomain/INFO/locust.main: Starting Locust 1.1.1

ブラウザから http://プライベートIP or サーバーアドレス:8089 にアクセスしまして、設定を行います。

Number of total users to simulate : 同時接続ユーザー数の最大値
Hatch rate (users spawned/second) : 0からスタートして1秒毎に増加させるユーザー数
(今回は最大を5にしてるので、5が最大となります)
Host : 負荷テストを行うサーバのURL

実行結果もwebで確認することができます。