kotlin+Spring Boot+Gradle+IntelliJでプロジェクトを作成するまでの手順
- 作成日 2020.05.17
- 更新日 2022.10.27
- Gradle IntelliJ IDEA kotlin Spring Boot
- Gradle, IntelliJ, kotlin, Spring Boot
Spring Frameworkベースのフレームワーク「Spring Boot」と、プログラム言語に「kotlin」ビルドツールに「Gradle」と開発環境に「IntelliJ」を使ってHello Worldするまでの手順を記述してます。
環境
- OS windows10 pro 64bit
- IntelliJ 2020.1.1
- kotlin 1.3.72
- Spring Boot 2.2.6
※Windows10にIntelliJ IDEAをインストールしてkotlinを実行する手順はこちら
Spring Bootプロジェクト作成
Spring Initializrよりプロジェクトのテンプレートをダウンロードしてプロジェクトを作成します。
まずはこちらにアクセスして、下記の通りに設定します。
- Project : Gradle
- Language : Kotlin
- Spring Boot : 2.26
- Packageing : Jar
- Java : 14
次に画面右の「ADD DEPENDENCIES」をクリックします。
「Spring Web」とあると便利なので「Spring Boot DevTools」を追加します。
「Spring Web」と「Spring Boot DevTools」が追加されていることが確認できます。
GENERATEをクリックするとテンプレートをダウンロードできます。
「demo.zip」がダウンロードされるので、解凍しておきます。
IntelliJで読み込み
ダウンロードしたプロジェクトをIntelliJで読み込みます。
解凍した「Demo.zip」の中にある「build.gradle.kts」をIntelliJで開きます。
IntelliJが起動して、 ビルドが終わるまで、しばらく待つとプロジェクトが表示されます。
Hello Worldしてみる
demo\src\main\java\com\example\demo配下に「Kotlin ファイル/クラス」を追加します。
ここでは「HelloController」という名前で作成します。
HelloController.ktを下記のコードに変更します。
@RestController
アノテーションを使用することで、対象のコントローラーは Webアプリのリクエストを受けるRestコントローラー になります。
@RequestMapping
アノテーションを使用することで、 ルーティングされます。
ここでは、/(ルート)にアクセスするとHello()が実行されます。
package com.example.demo
import org.springframework.web.bind.annotation.GetMapping
import org.springframework.web.bind.annotation.RestController
@RestController
class HelloController {
@GetMapping("/")
fun hello(): String {
return "Hello World"
}
}
実行するために「表示 > ツール・ウィンドウ > Gradle」をクリックします。
Gradleが表示されるので「Tasks > application > bootRun」をダブルクリックして起動します。
起動が開始されます。
ブラウザから http://local:8080 にアクセスすると「Hello World」が表示されていることが確認できます。
-
前の記事
Curlでhttpsでpost時に安全でないSSL/TLS接続を無視する 2020.05.16
-
次の記事
React.js ライブラリ「react-announcement」を使ってサイトアナウンスのプッシュ通知を実装する 2020.05.17
コメントを書く