Rocky Linuxでのメモリスワップ領域の管理

Rocky Linuxでのメモリスワップ領域の管理

この記事では、Rocky Linuxでのメモリスワップ領域の管理方法について解説します。スワップ領域を適切に設定・管理することで、システムのメモリ不足を防ぎ、パフォーマンスを最適化できます。

1. スワップ領域の確認方法

現在のスワップ領域の状態を確認するには、swaponコマンドを使用します。

swapon --show

このコマンドで現在アクティブなスワップ領域を確認できます。

2. メモリとスワップ使用状況の確認

システム全体のメモリとスワップの使用状況を確認するには、freeコマンドを使用します。

free -h

このコマンドは、スワップとRAMの使用状況を人間が読みやすい形式で表示します。

3. スワップ領域の追加

スワップ領域を追加する場合は、まず新しいスワップファイルを作成します。

sudo fallocate -l 2G /swapfile
sudo chmod 600 /swapfile
sudo mkswap /swapfile
sudo swapon /swapfile

上記のコマンドで2GBのスワップファイルを作成し、スワップとして有効化します。

4. スワップの自動マウント設定

作成したスワップファイルを再起動後も自動的にマウントするには、/etc/fstabに以下の行を追加します。

/swapfile none swap sw 0 0

これでスワップファイルが自動的にマウントされるようになります。

5. スワップの削除

スワップ領域を削除する場合は、まずスワップをオフにし、その後スワップファイルを削除します。

sudo swapoff /swapfile
sudo rm /swapfile

この手順により、スワップ領域を無効化して削除できます。

6. スワップネスの調整

スワップが使用される頻度を制御する「スワップネス」を調整することも可能です。デフォルト値は60ですが、値を小さくすることで、スワップの使用を減らせます。

sudo sysctl vm.swappiness=10

これにより、スワップの使用頻度が低減され、メモリ不足時にのみスワップが使用されます。永久的に変更するには、/etc/sysctl.confに以下を追加します。

vm.swappiness=10

これらの手法を活用して、Rocky Linuxでのスワップ領域を効果的に管理し、システムパフォーマンスを向上させましょう。