コマンドプロンプトでプログラムの実行時間を測定する方法

コマンドプロンプトでプログラムの実行時間を測定する方法

プログラムのパフォーマンスを確認するために、実行時間を測定することは非常に有用です。この記事では、コマンドプロンプトを使用して、簡単にプログラムの実行時間を計測する方法を紹介します。スクリプトやコマンドのパフォーマンスを把握したい方に役立ちます。

環境

  • OS windows11

`timeit` コマンドで実行時間を計測

コマンドプロンプトには、プログラムの実行時間を測定するためのネイティブな方法はありませんが、timeit コマンドを使うことで簡単に計測ができます。このコマンドを実行する前に、Windowsにこのツールがインストールされていることを確認してください。

以下の例では、my_program.exe の実行時間を測定します。

timeit my_program.exe

このコマンドを実行すると、プログラムが実行され、完了までの時間が表示されます。

`powershell` を使って時間を計測する

PowerShellを活用してもプログラムの実行時間を測定できます。特にコマンドプロンプトからPowerShellスクリプトを呼び出すことで、詳細な時間計測が可能です。

powershell -command "Measure-Command { .\my_program.exe }"

このコマンドを実行すると、my_program.exe の実行時間がミリ秒単位で表示されます。

簡単なスクリプトで計測

さらに、バッチファイルで開始時刻と終了時刻を記録することで、より詳細な時間計測が可能です。

@echo off
set start_time=%time%
my_program.exe
set end_time=%time%
echo 開始時間: %start_time%
echo 終了時間: %end_time%

このバッチファイルを実行すると、プログラムの実行前と実行後の時刻が表示され、手動で時間差を計算できます。

まとめ

コマンドプロンプトを使ってプログラムの実行時間を測定する方法を紹介しました。timeitpowershell を利用することで、プログラムのパフォーマンスを簡単に把握することができます。これらのツールを活用して、効率的なコマンドやスクリプトの開発に役立ててください。