Oracle Database 表領域を作成する

Oracle Database 表領域を作成する

Oracle Databaseで、表領域を作成する手順を記述してます。「CREATE TABLESPACE」で表領域名を指定することで作成することができます。自動拡張のあるなしもここで設定可能です。

環境

  • OS windows11 home
  • Oracle Database 21c Express Edition

手順

表領域を作成するには、「CREATE TABLESPACE」を使用します。

# 自動拡張あり
CREATE TABLESPACE 表領域名 
DATAFILE ファイルパス SIZE ファイルサイズ
AUTOEXTEND ON NEXT 増加量 MAXSIZE UNLIMITED;

# 自動拡張なし
CREATE TABLESPACE 表領域名 
DATAFILE ファイルパス SIZE ファイルサイズ
AUTOEXTEND OFF;

自動拡張は、容量を超えてしまった際に自動的に容量が増加される仕組みです。

実際に、100Mの容量で自動拡張なしで作成してみます。

SQL> CREATE TABLESPACE tbs1 DATAFILE 'c:\ORACLE\DATA\dbf1.dbf' SIZE 100M;

表領域が作成されました。

作成されていることが確認できます。

次に拡張ありで作成してみます。UNLIMITEDを指定すると容量制限なしで作成されます。

SQL> CREATE TABLESPACE tbs2 DATAFILE 'c:\ORACLE\DATA\dbf2.dbf' SIZE 100M 
AUTOEXTEND ON NEXT 10M MAXSIZE UNLIMITED;

容量を制限

容量を制限する場合は「MAXSIZE」に最大容量を指定します。

SQL> CREATE TABLESPACE tbs2 DATAFILE 
'c:\ORACLE\DATA\dbf2.dbf' SIZE 100M AUTOEXTEND ON NEXT 10M MAXSIZE 300M;

複数のファイルで作成

複数のファイルで作成する場合は、以下のようにします。

SQL> CREATE TABLESPACE tbs3 DATAFILE 'c:\ORACLE\DATA\dbf3-1.dbf' SIZE 10M,
'c:\ORACLE\DATA\dbf3-2.dbf' SIZE 10M,
'c:\ORACLE\DATA\dbf3-3.dbf' SIZE 10M;

3つファイルが作成されることが確認できます。