Oracle Database 数値を切り捨てした結果を取得する

Oracle Database 数値を切り捨てした結果を取得する

Oracle Databaseで、数値を切り捨てした結果を取得する手順を記述してます。「TRUNC」に数値と有効桁数を指定します。ここでは、実際に実行した結果を画像で掲載してます。

環境

  • OS windows11 home
  • Oracle Database 21c Express Edition
  • SQL Developer 21.2.1.204

手順

数値を切り捨てした結果を取得するには、「TRUNC」を使用します。

TRUNC(数値, 有効桁数)

実際に、桁数を指定して数値の切り捨てを実行してみます。
※「DUAL」テーブルはダミーとして使用できるテーブルです。

SELECT 
TRUNC( 123.4567, 1 ),
TRUNC( 123.4567, 2 ),
TRUNC( 123.4567, 3 )
FROM DUAL;

実行結果

指定した桁数で切り捨てされていることが確認できます。

整数を切り捨て

整数を切り捨てする場合は、マイナスを使用します。

TRUNC(数値, 一の位からのマイナス値)

実際に、切り捨てしてみます。

SELECT 
TRUNC( 12345, -1 ),
TRUNC( 12345, -2 ),
TRUNC( 12345, -3 )
FROM DUAL;

実行結果

マイナスでも、切り捨てする位の位置は同じです。

SELECT 
TRUNC( -12345, -1 ),
TRUNC( -12345, -2 ),
TRUNC( -12345, -3 )
FROM DUAL;

実行結果