PostgreSQL 最小公倍数を取得する

PostgreSQL 最小公倍数を取得する

PostgreSQLで、最小公倍数を取得する手順を記述してます。「lcm」に取得したい2つの数値を指定することでで可能です。実行結果はpgadmin上で確認してます。

環境

  • OS CentOS Stream release 9
  • PostgreSQL 15.1
  • pgadmin4 6.16

手順

最小公倍数を取得するには、「lcm」を使用します。

lcm(数値,数値);

※指定した2つの数値の最小公倍数を取得します

実際に、取得してみます。

SELECT
    lcm(5, 2) AS "lcm(5, 2)",
    lcm(10, 8) AS "lcm(10, 8)",
    lcm(7.7, 1.1) AS "lcm(7.7, 1.1)",
	  lcm(-12, 6) AS "lcm(-12, 6)";

実行結果を見ると、取得されていることが確認できます。

引数を2つより多く指定するとエラーとなります。

SELECT
    lcm(5, 2, 3);

ERROR:  関数lcm(integer, integer, integer)は存在しません
LINE 2:     lcm(5, 2, 3);
            ^
HINT:  指定した名前と引数型に合致する関数がありません。明示的な型変換が必要かもしれません。
SQL 状態: 42883
文字: 12

実行結果