PostgreSQL jsonデータに位置を指定して値を取得する

PostgreSQL jsonデータに位置を指定して値を取得する

PostgreSQLで、jsonデータに位置を指定して値を取得する手順を記述してます。「json_extract_path」にインデックス番号を指定することで取得することが可能です。

環境

  • OS CentOS Stream release 9
  • PostgreSQL 15.1
  • pgadmin4 6.16

位置を指定して値を取得

位置を指定して値を取得するには、「json_extract_path」を使用します。
※「josnb」型には「jsonb_extract_path」を使用します。

json_extract_path(jsonデータ,インデックス番号);

json_extract_path(jsonデータ,インデックス番号);

実際に、実行してみます。

SELECT
    json_extract_path('{"aaa": 1, "bbb": {"x": 2, "y": 3}}', 'aaa'),
    json_extract_path('{"aaa": 1, "bbb": {"x": 2, "y": 3}}', 'bbb');

実行結果をみると、取得されていることが確認できます。

存在しないインデックス番号を指定すると「null」が返ります。

SELECT
    json_extract_path('{"aaa": 1, "bbb": {"x": 2, "y": 3}}', 'ccc');

実行結果

ネストされたjsonデータ

ネストされたjsonデータの各要素を取得する場合は、インデックス番号を指定後に再度指定します。

SELECT
    json_extract_path('{"aaa": 1, "bbb": {"x": 2, "y": 3}}', 'bbb', 'x'),
    json_extract_path('{"aaa": 1, "bbb": {"x": 2, "y": 3}}', 'bbb', 'y');

実行結果

ネストされていないjsonデータに対して、同様の処理を行うと「null」が返ります。

SELECT
    json_extract_path('{"aaa": 1, "bbb": {"x": 2, "y": 3}}', 'aaa', 'x'),
    json_extract_path('{"aaa": 1, "bbb": {"x": 2, "y": 3}}', 'aaa', 'y');

実行結果

textデータとして取得

結果を「textデータ」として取得する場合は「json_extract_path_text」を使用します。

SELECT
    json_extract_path('{"aaa": 1, "bbb": {"x": 2, "y": 3}}', 'aaa'),
	  json_extract_path('{"aaa": 1, "bbb": {"x": 2, "y": 3}}', 'bbb', 'x'),
    json_extract_path('{"aaa": 1, "bbb": {"x": 2, "y": 3}}', 'bbb', 'y');

実行結果