ArangoDbでCRUDを実行する

ArangoDb上で基本的なCRUDを実行する手順を記述してます。
環境
- OS windows10 pro
- ArangoDb 3.6.2
※Windows10 ArangoDb3をインストールはこちら
Create
Webインターフェイスより「COLLECTIONS」をクリックして、「Add Collection」とクリックします。

任意の名前で作成し「Save」をクリックします。
※ここではtestdbとしてます。

QUERIESを選択して、下記のクエリを実行します。

1 2 3 4 5 6 |
INSERT { "name": "mebee", "sex": "男", "age": 35, "group": ["A","B","D","H","I"] } INTO testdb |
右下にある「Excute」ボタンをクリックすると実行されます。

実行されたことが確認できます。

複数のデータを作成する場合は、下記のクエリで可能です。

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LET data = [ {"name": "mebee1","sex": "男","age": 35,"group": ["B","F","G","I"]}, {"name": "mebee2","sex": "女","age": 33,"group": ["C","D","H","I"]}, {"name": "mebee3","sex": "女","age": 55,"group": ["A","B","C","D","E"]}, {"name": "mebee4","sex": "男","age": 85,"group": ["B","C","H"]}, {"name": "mebee5","sex": "男","age": 15,"group": ["A","C","D","E"]} ] FOR d IN data INSERT d INTO testdb |
Read
作成したデータを確認してみます。下記のクエリを実行します。
1 2 |
FOR t IN testdb RETURN t |
実行すると作成したデータ全てが表示されます。

_keyが「3199」のもののみ抽出します。
1 |
RETURN DOCUMENT("testdb", "3199") |
下記の実行結果が得られます。

複数の場合は下記となります。
1 |
RETURN DOCUMENT("testdb", ["3199", "3424"]) |

Update
次にデータをupdateしてみます。下記のコマンドを実行します。
1 |
UPDATE "3199" WITH { sex: "女" } IN testdb |
確認してみます。
1 |
RETURN DOCUMENT("testdb", ["3199"]) |
updateされたことが確認できます。

属性を一括で追加することも可能です。下記のコマンドを実行します。
1 2 |
FOR t IN testdb UPDATE t WITH { weight: 50 } IN testdb |
確認してみます。
1 2 |
FOR t IN testdb RETURN t |
weightが追加されていることが確認できます。

Delete
最後にdeleteを実行します。
下記のコマンドで_key「3199」を削除してみます。
1 |
REMOVE "3199" IN testdb |
確認してみます。
1 2 |
FOR t IN testdb RETURN t |
_key「3199」が削除されていることが確認できます。

全データ削除は下記となります。
1 2 |
FOR t IN testdb REMOVE t IN testdb |
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