Red Hat Enterprise Linuxのシステム監視 – top、htop、iostatの使い方
- 作成日 2025.01.27
- redhat
この記事では、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)でシステムリソースの使用状況を効率的に監視するためのコマンドtop、htop、iostatの使用方法を解説します。CPU、メモリ、ディスクのパフォーマンスを確認し、システムの安定性とパフォーマンスを保つためのヒントも含めています。
- 1. 1. topコマンドの概要と基本的な使用方法
- 2. 2. topのインターフェース解説
- 3. 3. topでプロセスの並べ替え
- 4. 4. topで特定のプロセスを終了する
- 5. 5. topで更新間隔を変更する
- 6. 6. htopの概要とインストール方法
- 7. 7. htopのインターフェースと基本操作
- 8. 8. htopでプロセスをフィルタリング
- 9. 9. htopでプロセスの終了
- 10. 10. htopでプロセスの優先度変更
- 11. 11. iostatの概要とインストール方法
- 12. 12. iostatでディスクI/Oを監視
- 13. 13. iostatの詳細オプション
- 14. 14. iostatのレポート表示
- 15. 15. 各コマンドの組み合わせによる効率的な監視方法
- 16. まとめ
1. topコマンドの概要と基本的な使用方法
topは、CPU、メモリ、プロセスの情報をリアルタイムで監視するツールです。システムの負荷やリソース使用率を一目で把握でき、デフォルトでは5秒ごとに自動更新されます。
# topコマンドの実行
top2. topのインターフェース解説
topの画面上部にはCPU使用率、メモリ使用量、スワップ使用量が表示され、下部にはプロセス情報が一覧表示されます。各フィールドの意味を理解することで、リソース消費の多いプロセスを迅速に特定できます。
3. topでプロセスの並べ替え
top内で、プロセスをCPU使用率やメモリ使用量で並べ替えるには、Shift + P(CPU順)やShift + M(メモリ順)を使用します。これにより、リソースを多く消費するプロセスを優先的に表示できます。
4. topで特定のプロセスを終了する
top画面内で特定のプロセスを終了する場合、kキーを押して対象のプロセスID(PID)を入力し、終了します。これにより、システム負荷を軽減させることができます。
5. topで更新間隔を変更する
topのデフォルトの更新間隔を変更するには、dキーを押して任意の秒数を入力します。これにより、リソース使用状況をより詳細に監視できます。
6. htopの概要とインストール方法
htopは、topを視覚的に強化したツールで、色分けやスクロール機能が追加されています。yumでインストール可能です。
# htopのインストール
sudo yum install htop7. htopのインターフェースと基本操作
htopでは、CPUやメモリの使用状況がグラフィカルに表示され、直感的にリソース使用率を把握できます。また、上下キーでプロセスリストをスクロールし、詳細な情報にアクセスできます。
8. htopでプロセスをフィルタリング
htopでは、F4キーでプロセス名を指定してフィルタリングが可能です。大量のプロセスの中から、特定のプロセスを簡単に見つけ出せます。
9. htopでプロセスの終了
htopで特定のプロセスを終了するには、対象のプロセスを選択した状態でF9キーを押し、シグナルを選択します。強制終了する場合は9(KILL)を選びます。
10. htopでプロセスの優先度変更
htopでは、プロセスの優先度(nice値)を変更することで、リソースの割り当てを調整できます。プロセスを選択してF7(優先度を下げる)、F8(優先度を上げる)を押すことで実行します。
11. iostatの概要とインストール方法
iostatは、CPU使用率やディスクのI/O状況を監視するツールで、特にディスクパフォーマンスの確認に役立ちます。sysstatパッケージに含まれているため、以下のコマンドでインストールできます。
# iostatのインストール
sudo yum install sysstat12. iostatでディスクI/Oを監視
iostatを実行すると、CPUとディスクのI/O情報が表示されます。特定のデバイスのI/O使用率や、システムのI/Oボトルネックの把握に便利です。
# iostatコマンドの実行
iostat13. iostatの詳細オプション
iostatには、特定のディスクのみを表示する-pオプションや、指定した秒数ごとに更新する-dオプションなど、さまざまなオプションが利用可能です。
# 5秒間隔でディスクI/Oを表示
iostat -d 514. iostatのレポート表示
iostatのレポート機能を使い、CPU使用率やディスクI/Oの統計を表示します。過去の統計をもとにシステムパフォーマンスを評価するのに役立ちます。
# CPUおよびディスクの統計を表示
iostat -c -d15. 各コマンドの組み合わせによる効率的な監視方法
top、htop、iostatを組み合わせることで、CPU、メモリ、ディスクI/Oを総合的に監視し、システムの状態を効率的に把握できます。
まとめ
top、htop、iostatを駆使することで、Red Hat Enterprise Linuxシステムの負荷を効果的に監視でき、リソース管理やパフォーマンス最適化に役立ちます。
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