Ubuntuでスワップ領域のサイズを調整する方法

Ubuntuでスワップ領域のサイズを調整する方法

この記事では、Ubuntuでスワップ領域のサイズを調整する方法について説明します。スワップ領域は物理メモリが不足した場合にディスク上で仮想メモリとして使用される領域です。システムのパフォーマンス向上や特定のニーズに応じて、スワップサイズを増減させることができます。

現在のスワップ領域の確認

まず、現在のスワップ領域の状況を確認します。次のコマンドを使用します。

swapon --show

このコマンドで、現在使用されているスワップ領域のサイズや位置が表示されます。

スワップ領域を無効にする

スワップ領域のサイズを変更する前に、現在使用しているスワップ領域を無効化する必要があります。次のコマンドを実行してスワップをオフにします。

sudo swapoff -a

これにより、すべてのスワップ領域が無効になります。

新しいスワップファイルを作成する

新しいスワップファイルを作成して、スワップ領域のサイズを増減させます。例えば、2GBのスワップ領域を作成する場合、次のコマンドを実行します。

sudo fallocate -l 2G /swapfile

ファイルが作成されたら、適切なパーミッションを設定します。

sudo chmod 600 /swapfile

スワップファイルをスワップ領域として有効化する

次に、作成したスワップファイルをスワップ領域として有効にします。以下のコマンドを実行します。

sudo mkswap /swapfile
sudo swapon /swapfile

再度、スワップ領域を確認して有効化されたことを確認します。

swapon --show

スワップ領域を再起動後も有効にする

再起動後もスワップファイルを有効にするためには、/etc/fstabファイルに設定を追加します。次のコマンドでfstabファイルを編集します。

sudo nano /etc/fstab

次の行を追加します。

/swapfile none swap sw 0 0

スワップ領域のパフォーマンスの調整

スワップのパフォーマンスをさらに調整するために、swappinessパラメータを設定することができます。swappinessの値を確認するには次のコマンドを使用します。

cat /proc/sys/vm/swappiness

例えば、swappinessを10に設定してメモリが不足するまでスワップを使わないようにするには、次のように設定します。

sudo sysctl vm.swappiness=10

この設定を永続化するには、/etc/sysctl.confファイルに設定を追加します。