sqlite rowidを確認する
sqliteで、rowidを確認する手順を記述してます。rowidとはsqliteに自動的に割り振られる値のことです。「select」時にカラム名に「rowid」を指定すれば取得できます。sqliteは、3.37.1を使用してます。
環境
- OS windows11 home
- sqlite 3.37.1
- DB Browser for SQLite 3.12.2
手順
rowidを確認するには、「select」時に「rowid」を指定します。
select rowid from テーブル名;
実際に、以下の「sampletbl」というテーブルの「rowid」を確認してみます。
CREATE TABLE sampletbl(id integer primary key, name text);
insert into sampletbl values(1, 'taro');
insert into sampletbl values(2, 'jiro');
insert into sampletbl values(3, 'saburo');
確認します。
select *,rowid from sampletbl;
実行結果
データを追加して再度確認してみます。
insert into sampletbl values(5, 'goro');
実行結果
「rowid」と「id」の値が、同じになっています。
これは「rowid」は「integer primary key」を指定した「カラム」とまったく同じ値になるようになっているためのようです。
試しに「primary key」を指定しないテーブル「sampletbl2」を作成して、データをinsertしてみます。
CREATE TABLE sampletbl2(id integer, name text);
insert into sampletbl2 values(1, 'taro');
insert into sampletbl2 values(2, 'jiro');
insert into sampletbl2 values(3, 'saburo');
insert into sampletbl2 values(5, 'goro');
「rowid」を確認してみます。
select *,rowid from sampletbl2;
実行結果
「primary key」が指定されていないと、同じ値にならないことが確認できます。
-
前の記事
MariaDB ターミナルからワンライナーでログインを実行する 2024.04.30
-
次の記事
Google ドキュメント リンクを開くショートカットキー 2024.05.01
コメントを書く