Oracle Database プロファイルで設定したパスワードの失敗回数を変更する

Oracle Database プロファイルで設定したパスワードの失敗回数を変更する

Oracle Databaseで、プロファイルで設定したパスワードの有効期限を変更する手順を記述してます。「ALTER PROFILE」の「FAILED_LOGIN_ATTEMPTS」に回数を指定することで可能です。

環境

  • OS windows11 home
  • Oracle Database 21c Express Edition
  • SQL Developer 21.2.1.204

手順

プロファイルで設定したパスワードの失敗回数を変更するには、「ALTER PROFILE」で「FAILED_LOGIN_ATTEMPTS」を使用します。

ALTER PROFILE プロファイル名 LIMIT
FAILED_LOGIN_ATTEMPTS 失敗回数;

実際に、以下のパスワードの失敗回数が3回に設定されている「PRO_1」というプロファイルを変更してみます。

CREATE PROFILE PRO_1 LIMIT
FAILED_LOGIN_ATTEMPTS 3;

5回に変更します。

ALTER PROFILE PRO_1 LIMIT
FAILED_LOGIN_ATTEMPTS 5;

実行結果

ロックを解除する日数を変更する場合は「PASSWORD_LOCK_TIME」を使用します。ここでは10日に設定してます。

ALTER PROFILE PRO_1 LIMIT
FAILED_LOGIN_ATTEMPTS 5
PASSWORD_LOCK_TIME 10;

ロックを無効

回数を無制限にしてロックを無効にする場合は、「UNLIMITED」を使用します。

ALTER PROFILE PRO_1 LIMIT
FAILED_LOGIN_ATTEMPTS UNLIMITED;