Oracle Database 表領域を削除する

Oracle Database 表領域を削除する

Oracle Databaseで、表領域を削除する手順を記述してます。「DROP TABLESPACE」で削除したい表領域を指定します。データファイルごと削除することも可能です。

環境

  • OS windows11 home
  • Oracle Database 21c Express Edition

手順

表領域を削除するには、「DROP TABLESPACE」を使用します。

# 削除
DROP TABLESPACE 表領域名

# オブジェクトも削除
DROP TABLESPACE 表領域名 INCLUDING CONTENTS

# データファイルも削除
DROP TABLESPACE 表領域名 INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES

# 制約も同時に削除
DROP TABLESPACE 表領域名 INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES CASCADE CONSTRAINTS

実際に、作成してから削除してみます。

SQL> CREATE TABLESPACE tbs1 DATAFILE 'c:\ORACLE\DATA\dbf1.dbf' SIZE 100M;

表領域が作成されました。

作成されていることが確認できます。

削除してみます。

SQL> DROP TABLESPACE tbs1;

表領域が削除されました。

削除されたことが確認できます。データファイルは残ったままです。

データファイルごと削除

データファイルごと削除すると、データファイルも削除されます。

表領域「tbs2」を作成してみます。

SQL> CREATE TABLESPACE tbs2 DATAFILE 'c:\ORACLE\DATA\dbf1.dbf' SIZE 100M;

データファイルも作成されていることが確認できます。

データファイルごと削除します。

SQL> DROP TABLESPACE tbs2 INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES;

表領域が削除されました。

データファイルも削除されていることが確認できます。