Oracle Database 一時テーブルを作成する
- 作成日 2023.02.15
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Oracle Databaseで、一時テーブルを作成する手順を記述してます。「CREATE GLOBAL TEMPORARY TABLE」で可能です。ここでは、実際に実行した結果を画像で掲載してます。
環境
- OS windows11 home
- Oracle Database 21c Express Edition
手順
一時テーブルを作成するには、「CREATE GLOBAL TEMPORARY TABLE」を使用します。
# セッション終了でデータを削除
CREATE GLOBAL TEMPORARY TABLE テーブル名
(
列名 データ型,
列名 データ型,
列名 データ型,
.
.
)ON COMMIT PRESERVE ROWS;
# トランザクション終了でデータを削除
CREATE GLOBAL TEMPORARY TABLE テーブル名
(
列名 データ型,
列名 データ型,
列名 データ型,
.
.
)ON COMMIT PRESERVE ROWS;
実際に、一時テーブル「TESTTMP」を作成してみます。
CREATE GLOBAL TEMPORARY TABLE TESTTMP
(
id NUMBER(1) PRIMARY KEY,
name VARCHAR2(50)
)ON COMMIT PRESERVE ROWS;
実行結果

これで一時テーブル「TESTTMP」が作成されました。
一度、SQL*Plusからログインして、一時テーブルにデータを作成してみます。
> sqlplus testuser/pwd@SAMPLEPDB
SQL> INSERT INTO TESTTMP VALUES (1,'hoge');
1行が作成されました。
SQL> SELECT * FROM TESTTMP;
ID
----------
NAME
--------------------------------------------------------------------------------
1
hoge
データが作成されたことが確認できます。
一度、exitしてセッションを抜けてから、再度ログインしてみます。
SQL> exit
Oracle Database 21c Express Edition Release 21.0.0.0.0 - Production
Version 21.3.0.0.0との接続が切断されました。
> sqlplus testuser/pwd@SAMPLEPDB
SQL> SELECT * FROM TESTTMP;
レコードが選択されませんでした。
一時テーブルに対して、SELECTを実行するとセッションが切れるとデータが削除されることが確認できます。
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