GAS スプレッドシートの列の前後を指定して列を追加する

GAS スプレッドシートの列の前後を指定して列を追加する

GAS(Google Apps Script)で、スプレッドシートの列の前後を指定して列を追加する手順を記述してます。前に列を追加するには「insertColumnBefore」後ろに追加するには「insertColumnAfter」を使用します。

環境

  • OS windows11 home
  • ブラウザ chrome 109.0.5414.120

列の前後を指定して列を追加

列の前後を指定して列を追加するには、前の場合は「insertColumnBefore」後ろの場合は「insertColumnAfter」を使用します。

sheet.insertColumnBefore( 列番号 )

sheet.insertColumnAfter( 列番号 )

実際に、以下のシートの列「A」の前と列「B」の後ろに列を追加してみます。

コードを記述します。

function myFunction() {

  // GASを作成したスプレッドシート
  let spreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();

  // スプレッドシートの最初のワークシートを取得
  let sheet = spreadsheet.getSheets()[0];

  // 1列目の前に追加
  sheet.insertColumnBefore(1);

  // 2列目の後ろに追加
  sheet.insertColumnAfter(2);

}

実行すると追加されていることが確認できます。

それぞれ「insertColumnsBefore」と「insertColumnsAfter」を使用すると第ニ引数に、追加する列の数を指定することも可能です。

function myFunction() {

  // GASを作成したスプレッドシート
  let spreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();

  // スプレッドシートの最初のワークシートを取得
  let sheet = spreadsheet.getSheets()[0];

  // 1列目の前に2列追加
  sheet.insertColumnsBefore(1,2);

}

実行結果