PostgreSQL 小数以下の切り捨てを行う

PostgreSQL 小数以下の切り捨てを行う

PostgreSQLで、小数以下の切り捨てを行う手順を記述してます。「trunc」に切り捨てしたい数値を指定することで可能です。「マイナス」時は「0」方向に切り捨てされます。実行結果はpgadmin上で確認してます。

環境

  • OS CentOS Stream release 9
  • PostgreSQL 15.1
  • pgadmin4 6.16

手順

小数以下の切り捨てを行うには、「trunc」を使用します。

trunc(数値);

※マイナス時は「0」方向に切り捨てされます

実際に、切り捨てしてみます。

SELECT 
	trunc(1.01),
	trunc(1.99),
	trunc(0),
	trunc(-1.01),
	trunc(-1.99);

実行結果を見ると、切り捨てされていることが確認できます。

切り上げ・四捨五入

切り上げ・四捨五入は、それぞれ「trunc」と「round」を使用します。

SELECT 
	ceil(1.99),	--  2
	ceil(-1.99), --  -1
	ceil(abs(-1.99))*sign(-1.99), --  -2
	round(1.4), --  1
	round(1.5), --  2
	round(-1.4), --  -1
	round(-1.5); --  -2

実行結果