SQL Server ID(IDENTITY)値を初期化する

SQL Server ID(IDENTITY)値を初期化する

SQL Serverで、ID(IDENTITY)値を初期化する手順を記述してます。

環境

  • OS windows10 pro
  • SQL server2017 Version 14.0.3223.3
  • SSMS 18.7.1

ID(IDENTITY)値を初期化

ID(IDENTITY)値を確認するには、DBCC CHECKIDENT ステートメントを使用して「0」に設定ます。

DBCC CHECKIDENT ([テーブル名], RESEED, 0)

実際に「0」に設定して初期化してみます。
※ここでは「member」というテーブルのID(IDENTITY)値を設定してます。

まずは、現在のID(IDENTITY)値を確認してみます。

DBCC CHECKIDENT ([member], NORESEED)

実行結果

現在のID値が「70」であることが確認できます。

これを「0」に設定して初期化します。

DBCC CHECKIDENT ([member], RESEED, 0)

確認してみます。

DBCC CHECKIDENT ([member], NORESEED)

初期化されたことが確認できます。

また、次回生成されるデータのID値が、既に存在して、カラムにプライマリーキーやユニーク制約を設定している場合は、重複エラーとなります。