Linux echoでファイル作成時に改行を入れる

Linux echoでファイル作成時に改行を入れる

Linuxで、echoでファイル作成時に改行を入れる手順を記述してます。

環境

  • OS Rocky Linux release 8.4 (Green Obsidian)
  • shell: /bin/bash

改行を入れる

ファイル作成時に改行を入れるには、「 echo 」コマンドのオプション「 -e 」で「 \n 」を使用します。

実際に、改行が入ったのファイルを作成してみます。

echo -e "hello\nworld" > huga.txt

確認してみます。

cat huga.txt

<出力結果>
hello
world

改行が入っていることが確認できます。

ただし上記の場合、改行が2つ入ります。
※「cat -e」で改行を確認できます。

cat -e huga.txt

<出力結果>
hello$
world$

最終行に改行を入れたくない場合は「 -n 」を使用します。

echo -n -e "hello\nworld" > huga.txt

最終行に改行が含まれていないことが確認できます。

cat -e huga.txt

<出力結果>
hello$
world

「 printf 」コマンドを使用すると同じ結果になります。

printf "hello\nworld" > bar.txt

改行を確認してみると、最終行に改行が含まれていないことが確認できます。

cat -e bar.txt

<出力結果>
hello$
world