java 「Apache Commons Lang」の「StringUtils」を利用してnullと空文字チェックを行う

java 「Apache Commons Lang」の「StringUtils」を利用してnullと空文字チェックを行う

javaでライブラリ「Apache Commons Lang」の「StringUtils」を利用してnullと空文字チェックを行うまでの手順を記述してます。開発環境にはeclipseを使用してます。

環境

  • OS windows10 pro 64bit
  • eclipse Version: 2020-06 (4.16.0)
  • java 14.0.1

Apache Commons Lang追加

まずはライブラリをプロジェクトに追加します。
こちらのサイトからダウンロード可能です。

「commons-lang3-3.11-bin.zip」ダウンロードします。

「commons-lang3-3.11-bin.zip」を解凍しておきます。

プロジェクトを右クリックして「プロパティ」をクリックします。

Javaのビルドパスを選択します。

外部JARの追加をクリックします。

commons-lang3-3.11.jarを選択します。

適用して閉じるをクリックします。

これで「Apache Commons Lang」が使用できるようになります。

StringUtils使用

StringUtilsクラスを使用してnullと空文字チェックを行います。

package hello;

import org.apache.commons.lang3.StringUtils;

public class hello {
	public static void main(String[] args) {
		  //nullの場合
	    System.out.println("判定結果 : " + StringUtils.isEmpty(null));
	    //空文字の場合
	    System.out.println("判定結果 : " + StringUtils.isEmpty(""));
	    //空文字の場合
	    System.out.println("判定結果 : " + StringUtils.isEmpty(" "));

		  //nullの場合
	    System.out.println("判定結果 : " + StringUtils.isBlank(null));
	    //空文字の場合
	    System.out.println("判定結果 : " + StringUtils.isBlank(""));
	    //空文字の場合
	    System.out.println("判定結果 : " + StringUtils.isBlank(" "));

	}
}

実行結果は、下記の通りとなります。isEmptyは「null」と「空文字」の判定が可能で、isBlankは「null」と「空文字」と「空白」の判定が可能です。

isEmpty null 判定結果 : true
isEmpty 空文字 判定結果 : true
isEmpty 空白 判定結果 : false
isEmpty 文字列 判定結果 : false

isBlank null 判定結果 : true
isBlank 空文字判定結果 : true
isBlank 空白 判定結果 : true
isBlank 文字列 判定結果 : false

StringUtilsクラスは、文字列がnullであっても、NullPointerExceptionが発生しないようになってます。