Ubuntuでログファイルを効率よく確認する方法 | 効率よく確認する方法
- 作成日 2026.06.09
- ubuntu
Ubuntuでサーバー運用やトラブルシューティングを行う際、ログファイルの確認は欠かせません。しかし、大量のログをすべて表示すると必要な情報を見つけるのが困難になります。本記事では、Ubuntuでログファイルを効率よく確認する方法や便利なコマンドを詳しく解説します。基本tailを使用することが多いです。
Ubuntuの主なログ保存場所
Ubuntuのログは主に「/var/log」配下に保存されています。
確認
ls -lh /var/log代表的なログファイル
・/var/log/syslog
・/var/log/auth.log
・/var/log/kern.log
・/var/log/dpkg.log
・/var/log/apache2/
・/var/log/nginx/
・/var/log/mysql/
まずはどのログを確認すべきか把握することが重要です。
catコマンドでログ全体を確認する
小さなログファイルであればcatコマンドで確認できます。
cat /var/log/syslogただしログが大きい場合は大量の出力になるため注意が必要です。

lessコマンドで見やすく確認する
ログ確認で最もよく利用される方法です。
less /var/log/syslog
便利な操作
・↑ ↓:移動
・PageUp PageDown:ページ移動
・G:末尾へ移動
・g:先頭へ移動
・/文字列:検索
終了
q大容量ログの確認に適しています。
tailコマンドで最新ログを確認する
最新のログだけ確認したい場合はこちらです。
直近10行
tail /var/log/syslog50行表示
tail -n 50 /var/log/syslogエラー発生直後の確認に便利です。

リアルタイム監視する
ログをリアルタイムで確認する場合です。
tail -f /var/log/syslog新しいログが追加されるたびに表示されます。
終了
Ctrl + CWebサーバーやアプリケーション監視でよく利用されます。
grepで特定文字列を検索する
エラーだけ確認したい場合です。
例
grep ERROR /var/log/syslog大文字小文字を無視
grep -i error /var/log/syslog複数候補を検索
grep -E "error|fail|warning" /var/log/syslog必要な情報だけ抽出できます。
journalctlでsystemdログを確認する
Ubuntuではsystemdログも重要です。
全ログ確認
journalctl最新100件
journalctl -n 100リアルタイム表示
journalctl -fサービス単位で確認できます。
特定サービスのログを確認する
Nginxの例
journalctl -u nginxDockerの例
journalctl -u docker最新50件
journalctl -u nginx -n 50サービス障害の調査に便利です。
特定日時のログを確認する
期間指定も可能です。
例
journalctl --since "2026-06-01"1時間前から
journalctl --since "1 hour ago"時間を絞ることで原因調査が容易になります。
エラーログだけ表示する
重要なログのみ確認します。
journalctl -p err警告以上
journalctl -p warningシステム異常の確認に役立ちます。
Webサーバーのログを確認する
Nginx
アクセスログ
tail -f /var/log/nginx/access.logエラーログ
tail -f /var/log/nginx/error.logApache
アクセスログ
tail -f /var/log/apache2/access.logエラーログ
tail -f /var/log/apache2/error.logWebサイトの障害調査で頻繁に利用します。
複数ログを同時に確認する
tailを複数指定できます。
tail -f /var/log/syslog /var/log/auth.logまたは
multitail /var/log/syslog /var/log/auth.logmultitailを利用すると複数ログを見やすく表示できます。
インストール
sudo apt update
sudo apt install multitailまとめ
Ubuntuでログファイルを効率よく確認するには、「less」「tail」「grep」「journalctl」を使い分けることが重要です。
特にリアルタイム監視には「tail -f」、systemdサービスの確認には「journalctl -u サービス名」、エラー抽出には「grep」や「journalctl -p err」が非常に便利です。ログを効率的に確認できるようになることで、サーバートラブルの原因特定や運用管理を大幅に効率化できます。
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