PostgreSQL 逆コサイン(アークコサイン)を取得する

PostgreSQL 逆コサイン(アークコサイン)を取得する

PostgreSQLで、逆コサイン(アークコサイン)を取得する手順を記述してます。「acos」に「-1~1」までの値を指定することで可能です。度で取得する場合は「acosd」を使用します。実行結果はpgadmin上で確認してます。

環境

  • OS CentOS Stream release 9
  • PostgreSQL 15.1
  • pgadmin4 6.16

手順

逆コサイン(アークコサイン)を取得するには、「acos」を使用します。

acos(数値);

※指定できる数値は「 -1 ~ 1 」の範囲まで

実際に、取得してみます。

SELECT
    acos(-1),
    acos(-0.5),    
    acos(0),    
    acos(0.5),
    acos(1);

実行結果を見ると、取得されていることが確認できます。

範囲外の値を指定

範囲外の値を指定するとエラーが発生します。

SELECT
    acos(-1.1);

ERROR:  入力が範囲外です
SQL 状態: 22003

実行結果

度で取得

度で取得する場合は「acosd」を使用します。

SELECT
    acosd(-1),
    acosd(-0.5),    
    acosd(0),    
    acosd(0.5),
    acosd(1);

実行結果

逆サイン・逆タンジェント

逆サインや逆タンジェントは、それぞれ「asin」と「atan」で取得できます。

SELECT
    asin(0),    
    atan(0.5);

実行結果