UbuntuでのECCUBE環境構築ガイド
この記事では、Ubuntu上でECCUBEを動作させるための環境を構築する手順を詳しく解説します。ECCUBEは日本製のオープンソースECサイト構築システムで、多くの機能を持ちます。
目次
初期のシステムアップデート
まず、システムのパッケージ情報を最新に更新します。
sudo apt update
sudo apt upgrade -y
必要なパッケージのインストール
ECCUBEの動作に必要なPHP、Apache、MySQLをインストールします。
sudo apt install -y apache2
sudo apt install -y mysql-server
sudo apt install -y php php-mysqli php-xml php-mbstring php-zip php-gd php-curl php-intl php-apcu
MySQLの設定とデータベースの作成
MySQLをセキュリティ設定し、ECCUBE用のデータベースを作成します。
sudo mysql_secure_installation
[ MySQL Shell ]
sudo mysql -u root -p
CREATE DATABASE eccube_db;
CREATE USER 'eccube_user'@'localhost' IDENTIFIED BY 'your_password';
GRANT ALL PRIVILEGES ON eccube_db.* TO 'eccube_user'@'localhost';
FLUSH PRIVILEGES;
EXIT;
Apacheの設定変更
Apacheの設定を変更し、ECCUBEが動作するように調整します。
sudo a2enmod rewrite
sudo vi /etc/apache2/sites-available/000-default.conf
DocumentRootなどを適切に設定し、.htaccessの使用を許可します。
ECCUBEのダウンロードとセットアップ
公式サイトからECCUBEをダウンロードし、Apacheのドキュメントルートに設置します。
wget https://downloads.ec-cube.net/src/eccube-4.xx.xx.zip
unzip eccube-4.xx.xx.zip -d /var/www/html/
sudo chown -R www-data:www-data /var/www/html/ec-cube/
sudo chmod -R 755 /var/www/html/ec-cube/
ECCUBEのインストール
ブラウザを開いて、ECCUBEのインストールウィザードを完了します。
Eコマースサイトの管理用アカウントと接続情報を設定します。
防犯対策とパフォーマンス調整
不要なファイルを削除し、セキュリティを強化します。
sudo rm /var/www/html/ec-cube/install.php
これでUbuntuにECCUBEの環境が構築できました。さまざまなEC機能を活用してビジネスを始めてください。
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