Rocky LinuxでのAnsibleを用いたデプロイメント自動化ガイド

Rocky LinuxでのAnsibleを用いたデプロイメント自動化ガイド

この記事では、Rocky Linux上でAnsibleを活用して、デプロイメントプロセスを自動化する方法を紹介します。これにより、時間を節約し、一貫性のある環境を実現します。

Ansibleのインストール

まずは、AnsibleをRocky Linuxにインストールする必要があります。

sudo dnf install -y epel-release
sudo dnf install -y ansible

基本的なAnsibleの設定

Ansibleの設定ファイル/etc/ansible/ansible.cfgを確認し、必要に応じて編集します。

特にインベントリファイルのパスなどを設定すると便利です。

インベントリファイルの作成

対象となるサーバーの情報をインベントリファイルに記載します。

echo -e "[webservers]\n192.168.1.100\n192.168.1.101" > inventory

プレイブックの作成

デプロイメントの手順を記述したAnsibleプレイブックを作成します。ここでは簡単な例を示します。

- name: Ensure web server is installed
  hosts: webservers
  tasks:
    - name: Install Apache
      dnf:
        name: httpd
        state: present

プレイブックの実行

作成したプレイブックを実行して、デプロイメントを自動化します。

ansible-playbook -i inventory playbook.yml

結果の確認とトラブルシューティング

デプロイ結果を確認し、エラーがあればAnsibleの出力をチェックし、必要に応じて修正します。

ログやエラーは標準出力に表示されるので、都度確認すると良いでしょう。

この手順を基に、Rocky LinuxでのAnsibleによる効率的なデプロイメントが可能になります。