Rocky LinuxでのAnsibleを用いたデプロイメント自動化ガイド
- 作成日 2024.11.13
- Rocky Linux
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この記事では、Rocky Linux上でAnsibleを活用して、デプロイメントプロセスを自動化する方法を紹介します。これにより、時間を節約し、一貫性のある環境を実現します。
Ansibleのインストール
まずは、AnsibleをRocky Linuxにインストールする必要があります。
sudo dnf install -y epel-release
sudo dnf install -y ansible
基本的なAnsibleの設定
Ansibleの設定ファイル/etc/ansible/ansible.cfg
を確認し、必要に応じて編集します。
特にインベントリファイルのパスなどを設定すると便利です。
インベントリファイルの作成
対象となるサーバーの情報をインベントリファイルに記載します。
echo -e "[webservers]\n192.168.1.100\n192.168.1.101" > inventory
プレイブックの作成
デプロイメントの手順を記述したAnsibleプレイブックを作成します。ここでは簡単な例を示します。
- name: Ensure web server is installed
hosts: webservers
tasks:
- name: Install Apache
dnf:
name: httpd
state: present
プレイブックの実行
作成したプレイブックを実行して、デプロイメントを自動化します。
ansible-playbook -i inventory playbook.yml
結果の確認とトラブルシューティング
デプロイ結果を確認し、エラーがあればAnsibleの出力をチェックし、必要に応じて修正します。
ログやエラーは標準出力に表示されるので、都度確認すると良いでしょう。
この手順を基に、Rocky LinuxでのAnsibleによる効率的なデプロイメントが可能になります。
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