コマンドプロンプトでのテキストファイルの結合と分割方法

コマンドプロンプトでのテキストファイルの結合と分割方法

コマンドプロンプトを使用して、複数のテキストファイルを一つに結合したり、逆に大きなテキストファイルを分割することができます。この記事では、その方法を紹介します。

環境

  • OS windows11

手順1: テキストファイルの結合

複数のテキストファイルを結合するには、copy コマンドを使用します。以下のコマンドは、file1.txtfile2.txt を結合して merged.txt という新しいファイルを作成します。

copy /b file1.txt + file2.txt merged.txt

このコマンドを実行すると、file1.txtfile2.txt の内容が順番に merged.txt に書き込まれます。

手順2: テキストファイルの分割

大きなテキストファイルを複数の小さなファイルに分割するには、findstr コマンドを使用します。以下のコマンドは、source.txt ファイルを100行ごとに分割します。

findstr /R /N "^" source.txt | findstr /R "^100:" > part1.txt
findstr /R /N "^" source.txt | findstr /R "^101:" > part2.txt

この例では、source.txt の最初の100行が part1.txt に、101行目以降が part2.txt に保存されます。

手順3: 任意の行数での分割

分割する行数を任意に設定するには、for ループを使用します。以下のスクリプトは、source.txt を10行ごとに分割します。

@echo off
setlocal enabledelayedexpansion
set lines=10
set count=1
for /f "tokens=1,* delims=:" %%a in ('findstr /n "^" source.txt') do (
set /a n=%%a%%lines%
if !n!==1 (
if !count! gtr 1 (
close output.txt
)
set /a count+=1
>part!count!.txt echo.
)
>>part!count!.txt echo.%%b
)

このスクリプトを実行すると、source.txt が10行ごとに分割され、part1.txt, part2.txt などのファイルが作成されます。

まとめ

コマンドプロンプトを使ってテキストファイルを結合したり、分割する方法を紹介しました。これらの操作を活用することで、テキストファイルの管理がより簡単になります。適切にファイルを操作するために、事前にバックアップを取ることをお勧めします。