コマンドプロンプトでのテキストファイルの結合と分割方法
- 作成日 2024.11.11
- windows
コマンドプロンプトを使用して、複数のテキストファイルを一つに結合したり、逆に大きなテキストファイルを分割することができます。この記事では、その方法を紹介します。
環境
- OS windows11
手順1: テキストファイルの結合
複数のテキストファイルを結合するには、copy
コマンドを使用します。以下のコマンドは、file1.txt
と file2.txt
を結合して merged.txt
という新しいファイルを作成します。
copy /b file1.txt + file2.txt merged.txt
このコマンドを実行すると、file1.txt
と file2.txt
の内容が順番に merged.txt
に書き込まれます。
手順2: テキストファイルの分割
大きなテキストファイルを複数の小さなファイルに分割するには、findstr
コマンドを使用します。以下のコマンドは、source.txt
ファイルを100行ごとに分割します。
findstr /R /N "^" source.txt | findstr /R "^100:" > part1.txt
findstr /R /N "^" source.txt | findstr /R "^101:" > part2.txt
この例では、source.txt
の最初の100行が part1.txt
に、101行目以降が part2.txt
に保存されます。
手順3: 任意の行数での分割
分割する行数を任意に設定するには、for
ループを使用します。以下のスクリプトは、source.txt
を10行ごとに分割します。
@echo off
setlocal enabledelayedexpansion
set lines=10
set count=1
for /f "tokens=1,* delims=:" %%a in ('findstr /n "^" source.txt') do (
set /a n=%%a%%lines%
if !n!==1 (
if !count! gtr 1 (
close output.txt
)
set /a count+=1
>part!count!.txt echo.
)
>>part!count!.txt echo.%%b
)
このスクリプトを実行すると、source.txt
が10行ごとに分割され、part1.txt
, part2.txt
などのファイルが作成されます。
まとめ
コマンドプロンプトを使ってテキストファイルを結合したり、分割する方法を紹介しました。これらの操作を活用することで、テキストファイルの管理がより簡単になります。適切にファイルを操作するために、事前にバックアップを取ることをお勧めします。
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