コマンドプロンプトで環境変数を設定・管理する方法
- 作成日 2024.11.06
- windows
環境変数は、システム全体やユーザーのセッションに関する情報を格納するために使用されます。コマンドプロンプトを使用して、これらの環境変数を設定および管理する方法について説明します。
環境
- OS windows11
環境変数の確認
現在の環境変数を確認するには、以下のコマンドを実行します。
set
このコマンドは、全ての環境変数とその値を一覧表示します。
環境変数の設定
一時的に環境変数を設定するには、以下のコマンドを使用します。この設定は、コマンドプロンプトのセッションが終了するまで有効です。
set 環境変数名=値
例えば、MY_VAR
という名前の環境変数を example
に設定するには、次のように入力します。
set MY_VAR=example
環境変数の永続的な設定
永続的に環境変数を設定するには、setx
コマンドを使用します。このコマンドを使うと、ユーザー環境変数として設定され、次回のセッションでも有効です。
setx 環境変数名 値
例えば、MY_VAR
という環境変数を example
に設定するには、次のように入力します。
setx MY_VAR example
環境変数の削除
設定した環境変数を削除するには、次のコマンドを使用します。このコマンドは、ユーザー環境変数を削除します。
setx 環境変数名 ""
例えば、MY_VAR
という環境変数を削除するには、次のように入力します。
setx MY_VAR ""
注意点
set
コマンドで設定した環境変数は、現在のセッションのみ有効です。setx
コマンドで設定した環境変数は、ユーザーの全てのセッションで有効です。- 永続的な変更を行う際は、再起動またはログオフ・ログインが必要な場合があります。
これで、コマンドプロンプトを使用して環境変数を設定・管理する方法がわかりました。これらのコマンドを利用して、システムやアプリケーションの動作をカスタマイズできます。
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