コマンドプロンプトでシステムエラーを検出する方法

コマンドプロンプトでシステムエラーを検出する方法

コマンドプロンプトを使用してシステムエラーを検出する方法を紹介します。これにより、システムの問題を診断し、トラブルシューティングを行う際に役立ちます。

環境

  • OS windows11

ファイルシステムのエラーをCHKDSKでチェックする

chkdskコマンドを使用して、ディスクのファイルシステムエラーをチェックし、修正できます。

chkdsk C: /f

このコマンドはC:ドライブをスキャンし、見つかったエラーを修正します。/fオプションはエラー修正を指定します。

システムファイルの整合性をSFCで確認する

sfcコマンドは、システムファイルの整合性をスキャンし、破損しているファイルを修復します。

sfc /scannow

このコマンドを実行すると、システムファイルの整合性をチェックし、破損したファイルを修復します。

イベントログでエラーを確認する

eventvwrコマンドを使用して、イベントビューアを開き、システムログやエラーログを確認できます。

eventvwr

このコマンドを実行すると、Windowsのイベントビューアが開き、システムエラーや警告のログを調べることができます。

ディスクの状態をSMARTでチェックする

wmicコマンドを使用して、ディスクのSMART状態を確認できます。

wmic diskdrive get status

このコマンドは、ディスクドライブのSMART状態を表示し、潜在的なハードウェアの問題を示します。

ネットワーク関連のエラーを確認する

pingtracertコマンドを使用して、ネットワーク接続の問題を診断できます。

ping 192.168.1.1
tracert example.com

pingはネットワークの応答を確認し、tracertはパケットがネットワークを通過する経路をトレースします。

まとめ

コマンドプロンプトを使用することで、システムのエラーをさまざまな方法で検出できます。ファイルシステムのエラー、システムファイルの整合性、イベントログの確認、ディスクの状態、ネットワーク関連の問題など、各種エラーを診断するためのコマンドを駆使して、システムの健全性を保ちましょう。