コマンドプロンプトでシステムエラーを検出する方法
- 作成日 2024.10.08
- windows

コマンドプロンプトを使用してシステムエラーを検出する方法を紹介します。これにより、システムの問題を診断し、トラブルシューティングを行う際に役立ちます。
目次
環境
- OS windows11
ファイルシステムのエラーをCHKDSKでチェックする
chkdsk
コマンドを使用して、ディスクのファイルシステムエラーをチェックし、修正できます。
chkdsk C: /f
このコマンドはC:ドライブをスキャンし、見つかったエラーを修正します。/f
オプションはエラー修正を指定します。
システムファイルの整合性をSFCで確認する
sfc
コマンドは、システムファイルの整合性をスキャンし、破損しているファイルを修復します。
sfc /scannow
このコマンドを実行すると、システムファイルの整合性をチェックし、破損したファイルを修復します。
イベントログでエラーを確認する
eventvwr
コマンドを使用して、イベントビューアを開き、システムログやエラーログを確認できます。
eventvwr
このコマンドを実行すると、Windowsのイベントビューアが開き、システムエラーや警告のログを調べることができます。
ディスクの状態をSMARTでチェックする
wmic
コマンドを使用して、ディスクのSMART状態を確認できます。
wmic diskdrive get status
このコマンドは、ディスクドライブのSMART状態を表示し、潜在的なハードウェアの問題を示します。
ネットワーク関連のエラーを確認する
ping
やtracert
コマンドを使用して、ネットワーク接続の問題を診断できます。
ping 192.168.1.1
tracert example.com
ping
はネットワークの応答を確認し、tracert
はパケットがネットワークを通過する経路をトレースします。
まとめ
コマンドプロンプトを使用することで、システムのエラーをさまざまな方法で検出できます。ファイルシステムのエラー、システムファイルの整合性、イベントログの確認、ディスクの状態、ネットワーク関連の問題など、各種エラーを診断するためのコマンドを駆使して、システムの健全性を保ちましょう。
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