Ubuntuで外部ディスクを自動マウントする方法
- 作成日 2024.09.25
- Mantis
この記事では、Ubuntuで外部ディスクを自動的にマウントする方法を解説します。外部ディスクを毎回手動でマウントするのは手間なので、自動マウントを設定しておくと便利です。
目次
1. ディスクを確認する
まず、外部ディスクの情報を確認します。lsblkコマンドを使用して、接続されているディスクの一覧を表示します。
lsblk
2. 外部ディスクのUUIDを確認する
次に、外部ディスクのUUIDを確認します。UUIDを使うことで、ディスクの識別子が変わっても正しくマウントできます。
sudo blkid
3. マウントポイントを作成する
外部ディスクをマウントするためのディレクトリを作成します。たとえば、/media/externalというディレクトリを作成します。
sudo mkdir /media/external
4. /etc/fstabファイルを編集する
fstabファイルにディスクの自動マウント設定を追加します。編集する前にバックアップを作成し、安全のためにファイルを慎重に扱いましょう。
sudo cp /etc/fstab /etc/fstab.bak
sudo nano /etc/fstab
以下のように、UUIDとマウントポイントをfstabに追加します。
UUID=your-disk-uuid /media/external ext4 defaults 0 0
5. 設定をテストする
fstabファイルに追加した設定が正しいかをテストするため、以下のコマンドを使ってディスクを手動でマウントしてみます。
sudo mount -a
6. システム起動時に自動マウントされるか確認する
システムを再起動し、外部ディスクが正しくマウントされているか確認します。再起動後にlsblkコマンドでディスクのマウント状況を確認できます。
lsblk
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