Ruby 切り上げを行う

作成日 2024.09.24
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Rubyで、切り上げを行うソースコードを記述してます。「ceil」メソッドで可能です。切り上げられるのは小数数以下となります。引数にマイナスを指定すると整数の桁数を指定して切り上げすることができます。

1. 環境
2. 切り上げを行う
3. 桁数を指定
4. 整数を切り捨て
5. 切り捨て
6. 四捨五入

環境

OS windows11 home
ruby 3.1.3p185

切り上げを行う

切り上げを行うには、「ceil」メソッドを使用します。

数値.ceil

マイナスを指定時はプラス方向に切り上げされます

実際に、判定してみます。

p 1.4.ceil # 2

p 1.49.ceil # 2

p 1.5.ceil # 2

p -1.4.ceil # -1

p -1.49.ceil # -1

p -1.5.ceil # -1

切り上げされていることが確認できます。

桁数を指定

「ceil」の引数に数値を指定すると、切り上げしたい桁数を指定することができます。

p 1.23.ceil(1) # 1.3 小数点第一桁で切り上げ

p 1.234.ceil(2) # 1.24 小数点第二桁で切り上げ

p 1.2345.ceil(3) # 1.235 小数点第三桁で切り上げ

整数を切り捨て

整数を切り捨てする場合は、引数にマイナスを指定します。

p 123.456.ceil(-1) # 130 第一桁を切り上げ

p 123.456.ceil(-2) # 200 第二桁を切り上げ

p 123.456.ceil(-3) # 1000 第三桁を切り上げ

存在しない桁数を指定すると桁が1つ上がります。

p 123.456.ceil(-10) # 1000

切り捨て

切り捨てする場合は「floor」を使用します。

p 1.4.floor # 1

p 1.49.floor # 1

p 1.5.floor # 1

p -1.4.floor # -2

p -1.49.floor # -2

p -1.5.floor # -2

p 1.23.floor(1) # 1.2 小数点第一桁で切り捨て

p 1.234.floor(2) # 1.23 小数点第二桁で切り捨て

p 1.2345.floor(3) # 1.234 小数点第三桁で切り捨て

p 123.456.floor(-1) # 120 第一桁を切り捨て

p 123.456.floor(-2) # 100 第二桁を切り捨て

p 123.456.floor(-3) # 0 第三桁を切り捨て

p 123.456.floor(-10) # 0 第十桁を切り捨て

四捨五入

四捨五入する場合は「round」を使用します。

p 1.4.round # 1

p 1.49.round # 1

p 1.5.round # 2

p -1.4.round # -1

p -1.49.round # -1

p -1.5.round # -2

p 1.23.round(1) # 1.2 小数点第一桁で四捨五入

p 1.234.round(2) # 1.24 小数点第二桁で四捨五入

p 1.2345.round(3) # 1.235 小数点第三桁で四捨五入

p 123.456.round(-1) # 120 第一桁を四捨五入

p 123.456.round(-2) # 100 第二桁を四捨五入

p 123.456.round(-3) # 0 第三桁を四捨五入

p 123.456.round(-10) # 0 第十桁を四捨五入