UbuntuでPythonスクリプトをコマンドラインから実行する方法
- 作成日 2024.09.21
- ubuntu

Ubuntuでは、Pythonスクリプトをコマンドラインから簡単に実行することができます。本記事では、Pythonのインストールからスクリプトの実行方法までを順を追って解説します。
目次
1. Pythonのインストール
まず、Pythonがインストールされているか確認します。以下のコマンドを実行して確認できます。
python3 --version
もしインストールされていない場合は、以下のコマンドでインストールします。
sudo apt update
sudo apt install python3
2. Pythonスクリプトの作成
次に、簡単なPythonスクリプトを作成します。テキストエディタで以下の内容を保存します。
hello.py
print("Hello, Ubuntu!")
このスクリプトを保存したら、次に進みます。
3. Pythonスクリプトの実行
保存したPythonスクリプトをコマンドラインから実行するには、以下のコマンドを使います。
python3 hello.py
これにより、「Hello, Ubuntu!」というメッセージが表示されます。
4. 実行権限を与えてスクリプトを実行する
スクリプトに実行権限を与えて、直接実行できるようにすることもできます。以下のコマンドで実行権限を付与します。
chmod +x hello.py
その後、次のようにスクリプトを実行します。
./hello.py
5. shebangを使ったPythonスクリプトの自動実行
スクリプトの最初にshebang
を追加することで、スクリプトを直接実行できるようにすることができます。スクリプトの先頭に以下を追加します。
!/usr/bin/env python3
これにより、Pythonスクリプトを直接コマンドラインから実行できるようになります。
6. Python仮想環境でのスクリプト実行
複数のPythonプロジェクトを管理するためには、仮想環境を利用するのが便利です。まず仮想環境を作成します。
python3 -m venv myenv
次に仮想環境をアクティベートします。
source myenv/bin/activate
これで仮想環境内でPythonスクリプトを実行できます。
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