コマンドプロンプトでパソコンの再起動時間を短縮する方法
- 作成日 2024.09.13
- windows
この記事では、コマンドプロンプトを使用してパソコンの再起動時間を短縮する方法について説明します。システムの再起動を効率よく管理し、起動時間を短縮することで、作業の中断を最小限に抑えることができます。
目次
環境
- OS windows11
コマンドプロンプトを開く
まず、コマンドプロンプトを開きます。スタートメニューから「cmd」と入力し、表示された「コマンドプロンプト」をクリックして開きます。
システムのシャットダウン設定を確認する
現在のシャットダウン設定を確認するには、次のコマンドを使用します。
powercfg /a
不要なスタートアッププログラムを無効にする
システムの再起動時間を短縮するためには、不要なスタートアッププログラムを無効にすることが有効です。次のコマンドで、スタートアッププログラムの管理を行います。
msconfig
「スタートアップ」タブで不要なプログラムを無効にすることができます。
再起動時の高速化オプションを有効にする
「高速スタートアップ」を有効にすることで、再起動時間を短縮できます。次のコマンドで設定を確認し、変更します。
powercfg /hibernate on
「コントロールパネル」→「電源オプション」→「電源ボタンの動作を選択する」で「高速スタートアップ」を有効にします。
ドライバやシステムの更新を確認する
古いドライバや未更新のシステムが再起動時間を長くすることがあります。次のコマンドでドライバの更新状況を確認します。
driverquery
また、Windows Updateで最新の更新プログラムをインストールします。
定期的なメンテナンスを行う
ディスクのクリーンアップやデフラグを定期的に行うことで、システムのパフォーマンスを最適化し、再起動時間を短縮できます。
cleanmgr
defrag C: /O
まとめ
コマンドプロンプトを使用してパソコンの再起動時間を短縮する方法は、システムの効率を向上させるのに役立ちます。不要なスタートアッププログラムの無効化や高速スタートアップの設定を行い、快適な作業環境を維持しましょう。
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