コマンドプロンプトでPCの電源管理を自動化する方法
- 作成日 2024.09.12
- Mantis
この記事では、コマンドプロンプトを使用してPCの電源管理を自動化する方法について説明します。自動化することで、PCの省エネルギー設定やスケジュール管理を効率よく行うことができます。
目次
環境
- OS windows11
コマンドプロンプトを開く
まず、コマンドプロンプトを開きます。スタートメニューから「cmd」と入力し、表示された「コマンドプロンプト」をクリックして開きます。
電源管理の設定を確認する
現在の電源設定を確認するには、次のコマンドを入力します。
powercfg /query
電源プランの一覧を表示する
PCに設定されている電源プランの一覧を表示するには、以下のコマンドを使用します。
powercfg /list
特定の電源プランを選択する
特定の電源プランに切り替えるには、次のコマンドを使用します。プランのGUIDは前述のコマンドで確認できます。
powercfg /setactive <GUID>
スリープ設定の変更
スリープ設定を変更するには、次のコマンドを使用します。
powercfg /change standby-timeout-ac <分>
自動スリープのスケジュール設定
特定の時間にPCを自動的にスリープさせるスケジュールを設定するには、以下のコマンドを使用します。
schtasks /create /tn "AutoSleep" /tr "powercfg /hibernate on" /sc daily /st 23:00
バッテリーの状態を確認する
バッテリーの状態や充電サイクルを確認するには、次のコマンドを使用します。
powercfg /batteryreport
まとめ
コマンドプロンプトを使った電源管理の自動化は、PCのエネルギー効率を向上させるのに役立ちます。これらのコマンドを利用して、電源設定を適切に管理し、PCのパフォーマンスを最適化しましょう。
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