コマンドプロンプトでタスクスケジューラを使って自動タスクを設定する方法

コマンドプロンプトでタスクスケジューラを使って自動タスクを設定する方法

Windowsのタスクスケジューラを使って、自動的にタスクを実行させることができます。コマンドプロンプトを利用すれば、スクリプトやプログラムを指定した時間に実行するタスクを簡単に設定することが可能です。この記事では、その設定方法を詳しく解説します。

環境

  • OS windows11

`schtasks` コマンドでタスクを設定する

Task Scheduler にタスクを追加するためには、schtasks コマンドを使用します。このコマンドを使って、タスクのスケジュールや実行内容を指定することができます。

新しいタスクの作成

新しいタスクを作成するには、以下のコマンドを実行します。

schtasks /create /tn "MyTask" /tr "C:\path\to\your\script.bat" /sc daily /st 12:00

このコマンドは、毎日正午にC:\path\to\your\script.batを実行するタスクを作成します。/tnでタスク名を指定し、/trで実行するプログラムやスクリプトのパスを指定します。/scオプションでスケジュールの頻度(例: daily, weekly)を設定し、/stで開始時間を指定します。

タスクの確認

既存のタスクを確認するには、次のコマンドを使用します。

schtasks /query

このコマンドは、現在スケジュールされているすべてのタスクを一覧表示します。

タスクの削除

不要になったタスクを削除するには、以下のコマンドを使用します。

schtasks /delete /tn "MyTask" /f

/tnでタスク名を指定し、/fオプションで確認メッセージなしで強制的に削除します。

まとめ

コマンドプロンプトを使ってタスクスケジューラで自動タスクを設定する方法を紹介しました。schtasks コマンドを使うことで、スクリプトやプログラムの実行を自動化し、効率的な作業が可能になります。定期的なタスクのスケジュール設定にぜひ役立ててください。