Ubuntuでシステムの起動時間を確認する方法

Ubuntuでシステムの起動時間を確認する方法

この記事では、Ubuntuシステムの起動時間を確認する方法を紹介します。システムのパフォーマンスや稼働時間を把握する際に役立つコマンドを解説します。

uptimeコマンドを使用して確認する

システムの起動時間を確認する最も簡単な方法は、uptimeコマンドを使用することです。以下のコマンドをターミナルで実行します。

uptime

このコマンドを実行すると、システムがどれくらいの時間稼働しているか、また現在の時刻やログインしているユーザー数が表示されます。

lastコマンドを使用してブート時間を確認する

lastコマンドを使うと、システムが最後に起動した時間を確認できます。以下のコマンドを実行します。

last reboot

このコマンドにより、システムが再起動された日時がリスト形式で表示されます。

whoコマンドを使用して確認する

現在のシステムの稼働時間を確認するためにwhoコマンドも使用できます。以下のコマンドを実行します。

who -b

これにより、システムが最後に起動した時刻が表示されます。

systemd-analyzeコマンドでブート時間を詳細に確認する

systemd-analyzeコマンドを使うと、システムのブート時間を詳細に分析できます。以下のコマンドを実行します。

systemd-analyze

これにより、起動プロセスの全体の時間と、それぞれのフェーズにかかった時間が表示されます。

systemd-analyze blameコマンドで遅延の原因を確認する

ブート時に遅延が発生しているサービスを特定するには、systemd-analyze blameコマンドを使用します。

systemd-analyze blame

これにより、起動時にどのサービスが時間を要しているかを確認できます。

journalctlコマンドでブートログを確認する

ブートプロセスのログを確認するには、journalctlコマンドを使用します。以下のコマンドで、起動時のログを表示します。

journalctl -b

このコマンドにより、システムが起動したときの詳細なログが表示されます。