Ubuntuで指定した時間にアラームを設定する方法
- 作成日 2024.08.31
- ubuntu
この記事では、Ubuntuで指定した時間にアラームを設定する方法について説明します。タスクのリマインダーや休憩時間の通知などに役立つコマンドを紹介します。
目次
基本的なアラーム設定方法
Ubuntuで簡単にアラームを設定するには、atコマンドを使用します。例えば、現在から10分後にアラームを設定する場合は以下のようにします。
echo "notify-send 'アラーム: 10分経過しました!'" | at now + 10 minutesこれにより、10分後にデスクトップ通知が表示されます。
指定した時間にアラームを設定する
特定の時間にアラームを設定するには、atコマンドを使って以下のように実行します。
echo "notify-send 'アラーム: 14:00です!'" | at 14:00このコマンドは、指定した時間にデスクトップ通知を表示します。
サウンドを使ったアラーム設定
サウンドでアラームを通知したい場合は、mpg123やaplayなどのコマンドを使います。例えば、指定した時間にサウンドを再生するには、以下のようにします。
echo "aplay /path/to/soundfile.wav" | at 14:00これにより、指定した時間に音声ファイルが再生されます。
定期的なアラームを設定する
定期的にアラームを鳴らしたい場合は、cronを使用します。以下は毎日14:00にアラームを鳴らす設定です。
0 14 * * * notify-send 'アラーム: 14:00です!'この設定をcrontab -eで追加することで、指定した時間に毎日アラームが鳴ります。
アラームをキャンセルする方法
設定したアラームをキャンセルしたい場合は、atqコマンドでキューを確認し、atrmコマンドで特定のジョブを削除します。
atq
atrm [ジョブID]これで、指定したアラームがキャンセルされます。
カスタムスクリプトを使用したアラーム
カスタムスクリプトを使用して、さらに柔軟なアラームを設定することも可能です。以下は、指定した時間にメッセージを表示し、サウンドを再生するスクリプトの例です。
!/bin/bash
notify-send "アラーム: 時間になりました!"
aplay /path/to/soundfile.wavこのスクリプトを実行することで、指定した時間にカスタム通知が実行されます。
-
前の記事
Google ドキュメント コメントを挿入するショートカットキー 2024.08.30
-
次の記事
Ubuntuでファイルのハッシュ値を計算する方法 2024.08.31
コメントを書く