コマンドプロンプトでスクリーンショットを自動的に撮影する方法
- 作成日 2024.08.22
- windows

この記事では、コマンドプロンプトを使用してスクリーンショットを自動的に撮影する方法について説明します。定期的にスクリーンショットを撮ることで、画面の状態を記録したり、トラブルシューティングに役立てたりできます。
目次
環境
- OS windows11
コマンドプロンプトを開く
まず、コマンドプロンプトを開きます。スタートメニューから「cmd」と入力し、表示された「コマンドプロンプト」をクリックして開きます。
スクリーンショット撮影ツールの準備
コマンドプロンプトからスクリーンショットを撮るために、まずはツールを用意します。標準のコマンドプロンプトにはスクリーンショット機能がありませんが、`nircmd`というツールを使用することで実現できます。
nircmdツールのダウンロードとインストール
nircmdツールをダウンロードし、インストールします。公式サイトから`nircmd.exe`をダウンロードし、適切な場所に配置します。
スクリーンショットを撮影するコマンドの実行
nircmdを使ってスクリーンショットを撮影するには、次のコマンドを使用します。スクリーンショットは指定したパスに保存されます。
nircmd.exe savescreenshot "C:\Screenshots\screenshot.png"
スクリーンショット撮影の自動化
定期的にスクリーンショットを撮影するために、Windowsのタスクスケジューラを使用してコマンドを自動実行する設定を行います。タスクスケジューラで以下のコマンドをスケジュールします。
schtasks /create /tn "ScreenshotTask" /tr "C:\Path\To\nircmd.exe savescreenshot C:\Screenshots\screenshot_%date%_%time%.png" /sc daily /st 09:00
スクリーンショットの保存先とファイル名のカスタマイズ
スクリーンショットの保存先やファイル名をカスタマイズするには、コマンドのパスとファイル名を変更します。例えば、`%date%`と`%time%`を使用して、スクリーンショットにタイムスタンプを追加することができます。
まとめ
コマンドプロンプトを使用してスクリーンショットを自動的に撮影する方法は、システムの状態を定期的に記録するのに便利です。nircmdツールとタスクスケジューラを組み合わせることで、効率的にスクリーンショットを管理しましょう。
-
前の記事
コマンドプロンプトでファイルの属性を変更する方法 2024.08.22
-
次の記事
コマンドプロンプトでホストファイルを編集する方法 2024.08.22
コメントを書く