コマンドプロンプトでスクリーンショットを自動的に撮影する方法

コマンドプロンプトでスクリーンショットを自動的に撮影する方法

この記事では、コマンドプロンプトを使用してスクリーンショットを自動的に撮影する方法について説明します。定期的にスクリーンショットを撮ることで、画面の状態を記録したり、トラブルシューティングに役立てたりできます。

環境

  • OS windows11

コマンドプロンプトを開く

まず、コマンドプロンプトを開きます。スタートメニューから「cmd」と入力し、表示された「コマンドプロンプト」をクリックして開きます。

スクリーンショット撮影ツールの準備

コマンドプロンプトからスクリーンショットを撮るために、まずはツールを用意します。標準のコマンドプロンプトにはスクリーンショット機能がありませんが、`nircmd`というツールを使用することで実現できます。

nircmdツールのダウンロードとインストール

nircmdツールをダウンロードし、インストールします。公式サイトから`nircmd.exe`をダウンロードし、適切な場所に配置します。

スクリーンショットを撮影するコマンドの実行

nircmdを使ってスクリーンショットを撮影するには、次のコマンドを使用します。スクリーンショットは指定したパスに保存されます。

nircmd.exe savescreenshot "C:\Screenshots\screenshot.png"

スクリーンショット撮影の自動化

定期的にスクリーンショットを撮影するために、Windowsのタスクスケジューラを使用してコマンドを自動実行する設定を行います。タスクスケジューラで以下のコマンドをスケジュールします。

schtasks /create /tn "ScreenshotTask" /tr "C:\Path\To\nircmd.exe savescreenshot C:\Screenshots\screenshot_%date%_%time%.png" /sc daily /st 09:00

スクリーンショットの保存先とファイル名のカスタマイズ

スクリーンショットの保存先やファイル名をカスタマイズするには、コマンドのパスとファイル名を変更します。例えば、`%date%`と`%time%`を使用して、スクリーンショットにタイムスタンプを追加することができます。

まとめ

コマンドプロンプトを使用してスクリーンショットを自動的に撮影する方法は、システムの状態を定期的に記録するのに便利です。nircmdツールとタスクスケジューラを組み合わせることで、効率的にスクリーンショットを管理しましょう。