コマンドプロンプトでログファイルをリアルタイムで監視する方法
- 作成日 2024.08.21
- windows

この記事では、コマンドプロンプトを使ってログファイルをリアルタイムで監視する方法を紹介します。システムの動作状況を監視したり、エラーログをリアルタイムでチェックしたりするのに便利な方法です。
環境
- OS windows11
type
コマンドと more
コマンドを使用する
Windowsのコマンドプロンプトでは、type
コマンドと more
コマンドを組み合わせてログファイルの内容を監視することができます。
基本的な使用例
ログファイルの内容を表示ログファイルの内容をリアルタイムで表示するには、以下のコマンドを使用します。
type log.txt | more
このコマンドは、log.txt
ファイルの内容を一画面ずつ表示します。
tail
コマンドのようにリアルタイムで監視
Linuxのtail -f
コマンドと同様に、ログファイルをリアルタイムで監視する方法として、以下のようにmore
コマンドを使います。
more +1 log.txt
log.txt
の更新があるたびにファイルの内容が表示されます。これにより、リアルタイムでの監視が可能です。
PowerShellを使用する方法
より高度な方法として、PowerShellを使用してログファイルをリアルタイムで監視することもできます。
PowerShellでのリアルタイム監視
Get-Content -Path "log.txt" -Wait
このコマンドを実行すると、log.txt
ファイルに新しい行が追加されるたびに、その内容がリアルタイムで表示されます。
注意点
- ファイルの内容が非常に大きい場合や急速に成長する場合、監視が難しくなることがあります。その場合は、ファイルのサイズやシステムのリソースを注意深く監視してください。
- PowerShellを使う場合は、コマンドプロンプトから
powershell
と入力してPowerShellに切り替える必要があります。
以上が、コマンドプロンプトでログファイルをリアルタイムで監視する方法です。この手法を使って、システムログやアプリケーションログをリアルタイムで確認し、問題発生時に迅速に対応することができます。
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