コマンドプロンプトをシンプルな電卓として使う方法

コマンドプロンプトをシンプルな電卓として使う方法

この記事では、コマンドプロンプトを使って簡単な計算を行う方法をご紹介します。コマンドプロンプトはファイル操作やシステム管理だけでなく、簡単な電卓としても利用することができます。

環境

  • OS windows11

set /a コマンドを使用した計算

コマンドプロンプトでは、set /a コマンドを使って基本的な算術演算を実行することができます。このコマンドを使用することで、足し算、引き算、掛け算、割り算などの基本的な計算が可能です。

基本的な計算例

足し算

例えば、2 + 3 の計算をする場合は次のように入力します。

set /a 2 + 3

結果として 5 が表示されます。

引き算

5 – 2 の計算をする場合は次のように入力します。

set /a 5 - 2

結果として 3 が表示されます。

掛け算

4 × 3 の計算をする場合は次のように入力します。掛け算の演算子は * です。

set /a 4 * 3

結果として 12 が表示されます。

割り算

10 ÷ 2 の計算をする場合は次のように入力します。割り算の演算子は / です。

set /a 10 / 2

結果として 5 が表示されます。

複数の演算

複数の演算を一度に行うこともできます。たとえば、(2 + 3) × 4 の計算をする場合は次のように入力します。

set /a (2 + 3) * 4

結果として 20 が表示されます。

変数を使った計算

set /a コマンドでは変数を使うことも可能です。例えば、変数 a に 5 を代入して、その後 a に 3 を足す場合は以下のようにします。

set /a a=5
set /a a=a+3

これにより、a の値は 8 になります。

注意点

  • set /a コマンドでの計算結果は整数で表示され、小数点以下は切り捨てられます。
  • 演算子の優先順位に注意が必要です。必要に応じて括弧を使って計算順序を指定してください。

以上が、コマンドプロンプトをシンプルな電卓として使う方法です。これを活用することで、簡単な計算をすぐに行うことができます。