AlmaLinuxにpython3.9をインストールする

現時点で最新版のpython3.9をAlmaLinuxにインストールする手順を記述してます。 仮想環境の構築までの手順も記述してます。
環境
- OS AlmaLinux 8.3
- Python 3.9.4
必要パッケージインストール
事前にpythonのインストールに必要なパッケージをインストールしておきます。
sudo dnf groupinstall 'development tools'
sudo dnf install bzip2-devel expat-devel gdbm-devel ncurses-devel openssl-devel readline-devel sqlite-devel tk-devel xz-devel zlib-devel wget
pythonダウンロード
こちらのサイトから最新版を確認してダウンロードします。
※ここでは3.9.4が最新です。

変数「VERSION」に「3.9.4」と指定してインストールを行っていきます。
VERSION=3.9.4
ダウンロードを行います。
wget https://www.python.org/ftp/python/${VERSION}/Python-${VERSION}.tgz
解凍して対象のディレクトリに移動します。
tar -xf Python-${VERSION}.tgz
cd Python-${VERSION}
pythonインストール
まずは、最適化を行っておきます。
./configure --enable-optimizations
コア数を確認してからビルドします。
## コア数確認
nproc
<出力結果>
1
## ビルド
sudo make -j 1
インストールします。
sudo make altinstall
インストールが終わったので、バージョンを確認します。
python3.9 --version
<出力結果>
Python 3.9.4
仮想環境構築
バージョン違いにより、他のプロジェクトなどに影響しないように、仮想環境を構築します。
# homeディレクトリにtestdirを作成
mkdir ~/testdir
# 移動
cd ~/testdir
以下のコマンドを実行して、仮想環境を作成します。
python3.8 -m venv testdir_venv
source testdir_venv/bin/activate
python -v
抜けるときは「ctrl + D」で抜けることができます。
また、通常のshellに戻すには、下記のコマンド実行します。
deactivate
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