python cx_Freezeを使用してexe化を行う

python cx_Freezeを使用してexe化を行う

pythonで、ライブラリcx_Freezeを使用して、exe化を行う手順を記述してます。cx_Freezeを使用するとpyinstallerより軽量化することが可能です。pythonのバージョンは3.8.5を使用してます。

環境

  • OS windows10 pro 64bit
  • python 3.8.5

cx_Freezeインストール

pipでインストールしておきます。

pip install cx_Freeze

cx_Freeze使い方

cx_Freezeを使用するには、まず以下のコードで、pyファイル(ここではtoExe.pyという名前にしてます)を作成します。

以下のコードは、同一階層にある「sample.py」をexe化するサンプルとなります。

toExe.py

import sys
from cx_Freeze import setup, Executable
 
base = None
 
if sys.platform == 'win32':
    base = 'Win32GUI'

# sample.pyをexe化します
exe = Executable(script = "sample.py", base= base)
 
setup(name = 'hoge',
    version = '0.1',
    description = 'converter',
    executables = [exe])

exe化

toExe.pyファイルに、コードを記述したら以下のコマンドを実行します。

python toExe.py build

「build」フォルダが作成されていることが確認できます。

exeは「build」フォルダ内に作成されます。