MkDocsに「mkdocs-material」を使用してMaterialデザインを適応する

MkDocsに「mkdocs-material」を使用してMaterialデザインを適応する

Markdownで記述した内容を静的サイトとして生成してくれるMkDocsにMaterialデザインを適応するまでの手順を記述してます。

環境

  • OS windows10 pro 64bit
  • python 3.6.8
  • pip 20.1.1

※MkDocsの導入手順はこちら

mkdocs-materialインストール

pipを使ってインストールします。

pip install mkdocs-material

mkdocs-material適応

プロジェクト配下にある「mkdocs.yml」に以下を追加します。

theme:
  name: material

起動して確認してみます。

mkdocs serve

ブラウザから http://localhost:8000 にアクセスするとMaterialデザインが適応されていることが確認できます。

font変更

fontの変更は「mkdocs.yml」に以下を追加すれば指定することが可能です。

theme:
  name: material
  font:
    text: Roboto Mono

使用できるフォントはgoogle fontで確認できます。

カラー変更

カラーの変更は「mkdocs.yml」に以下を追加すれば指定することが可能です。

theme:
  name: material
  palette:
    primary: pink
    accent: cyan

指定できるカラーは以下のものがあります。

アラート追加

アラートは、「mkdocs.yml」に以下を追加すれば指定することが可能です。

markdown_extensions:
    - admonition

適当なmdファイルに以下を追加します。

!!! Note
    Note。

!!! Tip
    Tip。

!!! Success
    Success。

!!! Failure
    Failure。

!!! Warning
    Warning。

!!! Danger
    Danger。

!!! Bug
    Bug。

!!! summary
    summary。

アラートが表示されていることが確認できます。

fontawesome追加

fontawesomeも使用することが可能です。

まずはpipでインストールを行います。

pip install fontawesome_markdown

「mkdocs.yml」に以下を追加します。

markdown_extensions:
    - fontawesome_markdown

extra_css:
    - "https://use.fontawesome.com/releases/v5.14.0/css/all.css"

適当なmdファイルに以下を追加します。

:fa-camera-retro: camera-retro

fontawesomeが利用できていることが確認できます。