IPアドレス 管理ツール(IPAM)「phpIPAM」をdockerを使用して構築する手順

IPアドレス 管理ツール(IPAM)「phpIPAM」をdockerを使用して構築する手順

EXCELでipアドレスを管理していたのでphpIPAMを導入。dockerを利用して、 phpIPAMをインストールする手順を記載してます。

環境

  • OS CentOS Linux release 7.7.1908 (Core)
  • docker 19.03.8
  • docker-compose 1.25.4

docker-compose.yml作成

こちらのdockerHubを参考にdocker-compose.ymlを作成します。

※ここではポート3030を利用してます。

version: '3'

services:
  phpipam-web:
    image: phpipam/phpipam-www:latest
    ports:
      - "3030:80"
    environment:
      - TZ=Asia/Tokyo
      - IPAM_DATABASE_HOST=phpipam-mariadb
      - IPAM_DATABASE_PASS=my_secret_phpipam_pass
      - IPAM_DATABASE_WEBHOST=%
    restart: unless-stopped
    volumes:
      - phpipam-logo:/phpipam/css/images/logo
    depends_on:
      - phpipam-mariadb

  phpipam-cron:
    image: phpipam/phpipam-cron:latest
    environment:
      - TZ=Asia/Tokyo
      - IPAM_DATABASE_HOST=phpipam-mariadb
      - IPAM_DATABASE_PASS=my_secret_phpipam_pass
      - SCAN_INTERVAL=1h
    restart: unless-stopped
    depends_on:
      - phpipam-mariadb

  phpipam-mariadb:
    image: mariadb:latest
    environment:
      - MYSQL_ROOT_PASSWORD=my_secret_mysql_root_pass
    restart: unless-stopped
    volumes:
      - phpipam-db-data:/var/lib/mysql

volumes:
  phpipam-db-data:
  phpipam-logo:

実行

firewallを先に設定しておきます。

sudo firewall-cmd --add-port=3030/tcp --zone=public --permanent
sudo firewall-cmd --reload

実行します。

docker-compose up -d

アクセス

ブラウザから http://プライベートIP:3030 にアクセスします。

「New phpipaminstallation」をクリックします。

「Automatic database installation」をクリックします。

docker-compose.yml で設定通りに

userに「root」

パスワードに「my_secret_mysql_root_pass」

と入力して、「Install ..」 をクリックします。

「Continue」をクリックします。

ログイン時のパスワードとURLを設定して「Save settings」をクリックします。

「Proceed to login」をクリックして、ログイン画面に遷移します。

username : admin
password : 先程設定したパスワード

を入力して「Login」ボタンをクリックします。

ログインすると下記の画面が表示され、構築は完了となります。